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弁護士数の増加について
最近、弁護士数の増加に関する話題を良く聞きますが、 いままで日本の弁護士の数が少なかった理由はあるのでしょうか? また、なぜ性急にその数を増やそうとしているのでしょうか? ご返答よろしくお願いします
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私は弁護士ではありませんが、社会保険労務士ということで、一応、法律関係に携わる資格をもっています。今回のご質問は少し畑違いなのでわかる範囲での回答を・・・。 日本弁護士連合会は、従来、「弁護士が増えて競争が激しくなると、お金になることしかしなくなり、ボランティアで行っている公益的な活動が難しくなる」などの理由から、司法試験の合格者を増やすことには反対していたようです。(これも弁護士が少なかったひとつの要因でしょう) 司法試験の合格者はこれまで、法曹三者(判事、検事、弁護士)の話し合いで総枠を自主規制する形で決められていたとのこと。ただし、必要十分な弁護士がいるとは言えず、日弁連執行部は、「社会のあらゆる分野・地域での法的需要を満たすため、法曹人口の質を維持しながら、必要な数を確保するよう努める」と掲げた(法曹人口と法曹養成制度に関する決議案)をまとめ、11月の臨時総会に諮る予定。つまり、日弁連執行部は、「三権の一つ、司法を担う者の人数は法曹三者が自ら決めるものでない。最終的には国民が決定すべきであるとされることを考慮すべきだ」と、法曹三者の合意による司法試験合格者数の決定をやめ、大幅増の必要性を認めたわけです。 さらに司法制度全体のあり方については司法制度改革審議会で議論されています。
その他の回答 (1)
要するに、弁護士になるのはしこたま難しいことなんですよね。なりたくてもなれないんだから少ないのは当然だと思います。なもんだから、警察と拘置所はあるのに弁護士がいない地域なんてのは日本中にいっぱいあるわけです。日常生活で困り事があっても相談する専門家がいない。警察は民事不介入だっていうし、じゃあヤクザさんにお願いしようかってことに…それじゃまずいんでしょう。 アメリカあたりじゃ学校出れば弁護士開業できるっていう話も聞いたことがあるし(日本の弁護士とはちょっと毛色が違うみたいだけれど)。そんなところじゃないでしょうか、自信…なし
お礼
ありがとうございました。 ところで、 戦後の司法界は行政に対してあまり口出しをしてこなかったと効きますが 司法勢力の発言権を高めるという意図はないんでしょうか。