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弁護士増加による司法書士への影響

これから先弁護士が増加するようですが、となると司法書士の存在意義が危うくなると思うのは自分だけでしょうか・・・? どのような影響が予想されるのか詳しい方教えてください。

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回答No.1

>これから先弁護士が増加するようですが、となると司法書士の存在意義が危うくなると思うのは自分だけでしょうか・・・? 沢山の方が危ういと思っていると思いますよ。といっても弁護士は司法書士、行政書士、社会保険労務士、海事代理士、税理士、弁理士の業務を行えますので、そう考えると司法書士だけではなく、他の士業も存在意義が危ういという事になります。 >どのような影響が予想されるのか詳しい方教えてください。 司法書士の存在意義は何といっても登記業務でしょう。特に不動産登記です。弁護士も登記業務を行えますので、当然、弁護士が増えれば不動産登記の業務に参入してくるという考えは自然でしょう。 ただ、不動産登記をお願いしますと依頼してくるのは、実際問題、買い主、売り主でしょうか?不動産取引に詳しい方なら違いますと分かりますよね。ほとんどが銀行、不動産仲介が間接的に依頼してきます。買い主、売り主が、自分で登記申請代理人を探そうとする事は基本的に面倒くさい事です。基本的に支払う報酬が安ければ代理人は誰でも良いのです。 では、不動産仲介さん、銀行さんがこれから弁護士に登記をお願いする事が増えるか・・・というと、弁護士のフットワークの軽さ次第でしょう。銀行からいついつに設定書類をとりに来てくださいと言われて取りにいったり、不動産仲介さんから、評価証明書はそっちで取って見積もりを早く下さいと言われて急いで見積もりを出したり・・・。 ここで「決済日その日は今事務所が訴訟で大変で」とか「そっちが仕事しろよ」という様な処理をしていると、銀行さんも不動産仲介さんも「使いにくいな」ってことになります。 不動産登記についてイニシアチブを取っているのは、司法書士では無いんですよ。残念ながら。なので悪い言い方をすれば、弁護士が銀行さん不動産仲介さんの下請け化できるか、って言う所も大きいかと思います。それに、弁護士!というブランドで得られる収入とはほど遠いですよ。不動産登記の仕事は。 ですので、直ぐには影響はないかと思いますが、10年20年経って、弁護士が沢山いる事が当たり前な社会になってくると、その辺の考え方や商習慣も変わって、弁護士が登記を普通にやり始める事も十分あり得るんじゃないんでしょうか。そのとき、司法書士の存在意義は?と聞かれたら、それは司法書士次第かなぁと思います。まあ、司法書士会の上の方は、危機感を持って、色々考えているようなので、社会のニーズに合う活動・改革をして行けば、その時代の存在意義があるんじゃないんですかね。 はっきり言って誰も分かりません。100年も存在しているようなこの職業が完全に無くなるとは思えませんが、法務省が司法書士廃止と言うまでは、細々とでも存在していく職業かと思いますよ。弁護士増加よりも受験者数増加によって、司法書士合格者が増える事の方が、影響が大きいでしょう。

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