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大草原の小さな家で、父さんがわざわざ木に登ったのはなぜ?
大草原の小さな家で、父さんがわざわざ木に登ったのはなぜ? たこが木にからまったくらいで わざわざ木にのぼったのはなぜ? 落ちたら危険だってことくらい わかるでしょう? そのせいで牛まで取られてしまって。
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「父さん」たちは全く見知らぬ土地に来た新参者。 こういう人間に対して前からいる村人がどういう態度をとるのか、どうやって主人公一家はこの人たちとお互いに信頼できる関係を作るのか、というのがこのシリーズ物のこの回の辺りで展開しておかないといけない筋書きであり、視聴者を物語に引き込むための設定なわけです。 借金とその責任のとりかたをお話に出すためには父さんは事故でケガをしなければいけない、最初から返済不能な借金をしたのでは主人公への感情移入のし方が違って来てしまいます。しかもどうしてもやむをえない事情ではなくて、ちょっとした油断というか自分のせいであって誰も恨めないような事故、そして後遺症などがあまり残らないようなものでないといけない(そうでないとお話が続かない)。 どうしてもやむをえない事情の事故だったら村人の仕打ちは「一見そのように見える」のではなくて本当に血も涙もないっていう種類のものになってしまいますよね? 自分が悪いという余地のある事故だから、一見冷たく見えた村人は実は根性を試していたという落ちが腑に落ちてくるわけではないですか? くわえて、自分の体力しか頼りにならないという主人公たちの置かれているこの時代と場所の生活の基盤を説明するのに役立っています。 そしてバックには「働かざるもの食うべからず」「神は自ら助くる者を助く」というような倫理観というか思想がちらつきます。脚本家がそういう思想を持っているか、あるいはそういう考えを持っている親にアピールしたいというわけです。
お礼
なるほどねー 新しい土地にやってきた「アウトサイダー」と もとからいた現地の住人をなかよくさせたい、 そのための理由付けがほしかったわけなんだ。。。