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棟方志功の版木
棟方志功展が全国を回っていますが、「版木」は普通、裏表が逆であるはずが、棟方志功のは刷られた状態(表のまま)だったと一緒に見に行った友人が主張しています。彼女の見誤りのような気がするのですが、私も自信がありません。どなたか見に行かれた方がいらしたらその辺覚えていらっしゃらないでしょうか?表の状態の版木もありうるでしょうか?
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- liar_adan
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回答No.1
さっき見てきました。 たしかに、表のままの版木がありました。 ただしそれは、「板極道」という自分の本の装丁に使うものでした。 刷られたものは展示がなかったのですが、刷ると逆文字になると思います。 印刷の前に、左右逆に製版したのでしょう。 なぜそうしたかはよくわかりませんが、 たぶん編集者が、漢字とかレイアウトの関係で、 「チェックしやすいように、ふつうに読める方向で彫ってください」とでも頼んだか、 そんなところではないでしょうか。 他の版木は、常識通り左右が逆になってました。
お礼
遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。その後、私もいろいろ調べてみましたが、拓本刷り(取り)とか言う刷り方で、墨を付けずにそのまま紙を当てて刷る方式の版画だそうです。10円玉に紙をあててこするとそのまま字が出る、あのやり方と同じだそうです。いずれにしろお世話になりました。