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スレッショルドレベルとノイズマージンについて
スレッショルドレベルとノイズマージンの関係、CMOS-ICとTTL-ICのスレッショルドレベルの違いについて教えてください。お願いします。
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まるで、理系の大学の電子回路演習の問題のような 御質問ですが.......(笑) 仮にLOが0V、HIGHが5Vとします。 ここで、スレシホールドレベル(最近はこう表記します)が2.5Vなら、LOもHIGHも2.5Vまでの ノイズが乗っても、符号が化けません。 つまり、符号の電圧と、スレシホールドレベル(境界電圧です)の差が、ノイズマージンとなります。 次の御質問ですが、先生が50才以上であれば C-MOS ICの方が電源電圧が高い分だけ LOとHIGHの電圧差が大きい。よって、 この分だけノイズマージンも大きい (C-MOSは3~18V、TTLは5Vで 動作します。 スレシホールドレベルは、電源電圧の 真ん中ぐらいと考えて下さい) しかし、電源電圧が同じなら、インピーダンスが 高い分だけC-MOSの方がノイズに対しては不利である もしも、先生が50才未満なら、 C-MOSの方が電源電圧の自由度が高い為 電源電圧を高く取ることでスレシホールドレベルを 上げることができ、ノイズマージンを稼げる。 しかし、電源電圧が同じ場合は出力回路の特性に 支配されるため、事実上同等である。 と言う感じでしょうか。 C-MOSとして、4000シリーズ(昔からある)を 想定しているのか TTL互換の74HC系を意識しているのかで、 回答が変わってしまいます。
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ありがとうございます。