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「~適切かと存じます。」で使用している「か」とは?
よく仕事で文書を作成するのですが、 例えば「~することが適切かと存じます。」と表現される方がおられますが、このように「~かと存じます。」、「~かと思慮いたします。」というように「か」を含めた文書をどう思われますか? 正しい表現としては、「~することが適切と存じます。」若しくは「~することが適切であると存じます。」だと思います。 また、この「か」はどこからきているのかご存知ですか? もとは疑問文からきているのでしょうか? 由来がよくわかりません。 ご存知の方おられましたらご教示お願いいたします。
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「適切かと存じます。」→「適切ではないか(推量)、と思います。」 「適切と存じます。」→「適切だ(断定)、と思います。」 適切なのかどうか、が「あくまでも私の推量」なのか「不変の真理」なのかの差です。 「か」を加えることで意味を変えています。
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- sw1aza
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「存じます」は断定ではない。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 >>>「か」を含めた文書をどう思われますか? 普通の文書だと思います。 >>>正しい表現としては、「~することが適切と存じます。」若しくは「~することが適切であると存じます。」だと思います。 それは、適切だということを断定する場合の表現です。 断定的な表現を避けるときに「か」を使います。 「か」を使う局面は2つに大別されると思います。 1.断定的な表現では相手に対して失礼な場合 (表現を和らげる) 2.断定ができない場合や、自分の判断に自信がない場合 >>>また、この「か」はどこからきているのかご存知ですか? >>>もとは疑問文からきているのでしょうか? 疑問文の終助詞としての使い方ではありません。 なぜならば、「適切」であるか否かを相手に問いただしているわけではないからです。 よって、副助詞としての「か」なのですが、例を挙げますと、 ・「あいつなら東京でも元気でやっているかと思う」の「か」 (「適切と存じます」とまったく同じ用法) ・「どこかにある。」の「か」 などと同じです。 >>>由来がよくわかりません。 私も由来は知りません。
お礼
ありがとうございました。 非常に参考になりました。 副助詞になるのですね。勉強になります。 最近自分の国語力のなさを非常に痛感します。
私は適切だとは思うのですがどうでしょうか?の「か」
お礼
推量と断定ですね。 確かにそういわれるとそうですね。 ありがとうございます。