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適格退職年金から確定給付企業年金に移行
会社が適格退職年金から確定給付企業年金に移行すると、 退職一時金などの会社負担はどうなるのですか? 適格退職年金は退職金目的で確定給付は年金目的のように 理解しているのですが違ってますか?
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一般的に、適格退職年金、確定給付企業年金、どちらも、 ・退職金を事前に会社が積み立てる。 ・積み立てられた退職金を、60歳以降、分割して受け取る(=「企業年金」)ことが可能。 という点では同じです。 「適格退職年金は退職金目的で確定給付は年金目的のように理解している」のは、 適格年金については、年金として受け取る資格を得るのに、非常に長期の勤続、或いは「定年退職」である、といった条件を設定することが可能だからでしょう。 (確定給付の場合は、15年以上の勤続期間があれば、法律で、必ず年金の選択権を付与することになっています。) 会社負担については、基本的には変化はないはずです。 しかし、適格退職年金から確定給付企業年金に移行する場合、多くのケースで「予定利率」を引き下げるケースがほとんどです。 この影響で、会社の負担(掛金額)が増加することになります。 「予定利率」とは、退職金原資を予め積み立てることによって得られる、見込みの利息のようなものです。 なお、適格年金は2年後に廃止することが法律で決められています。
お礼
退職金と年金は別物ではないということで、目的は同じなんですね。 ご回答ありがとうございました。