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英文の解釈について (will など)
よろしくお願いします。 いつもお世話になっています。 (1)Many peole believe that if a black cat crosses in front of them, it will mean bad luck for the day. (2)In England, many people belive that if a black cat walks toward a person, it means good luck for the day. (3)The English often keep black cats in order to bring them good luck. 上記の文章について質問させて頂きます。 a. 1 では it の後に will がありますが、2 ではありません。 これは、なぜでしょうか? b. 1 では、crosses in front of といっているのを、2 では、walks toward といっています。 もし、和訳するとなると、それぞれをどのように訳せば良いでしょうか? 以上、どうぞ宜しくお願い致します。
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(a) 文法的には、(1)と(2)は並列なのでnao-kさんが言われる通りwillを同じように使う(又は使わない)のが正しいと思います。 では何故(1)ではwillを使い(2)では使わないのか、両文のニュアンスの違いから想像してみます。 (1)の"Many People"の中にはこの文の作者自身が含まれているようです。 もし自分がこれを見た場合bad luckが起るであろうと思う、というニュアンスから未来形にしたのでしょう。 一方で(2)の"In England"の人々に自分は含まれていないのではないでしょうか。 とすればit means以下は一般的普遍的な地域の人々の考えとして、未来形でなく一般形(現在形)で受けたという事ではないか、と思います。 (b) cross in front of them は目の前を横切る、の意味ですよね? これに対して walk toward a person はその人に向かって歩いて来る、の意味だと思います。 (黒猫はLuckを持っている、(1)はそれをよそに持っていってしまう、(2)はそれ持ってきてくれる、という事のようです) 余談ですが西洋の迷信で『黒猫』は縁起が悪いものだと思っていました。 この文章を読むと実はその逆で、黒猫は幸運を持たらすもの、(横切られるとよそへ行ってしまう)という事のようですね。 そういえばゴッホ晩年の庭園の絵の中で黒猫が庭を横切っているものがあり、それは自分の死を予言している、という解説がついていたのを思い出しました。 話題として面白いので、今度英米人と話す時にこの迷信の由来なども聞いてみたいと思います。
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- Mell-Lily
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黒猫が不吉の前兆であるということは、何となく思われているわけですね。その辺りの曖昧さが、”wiil”で表されているのでしょう。一方、英国人は、黒猫を幸運の前兆としてはっきり信じているということでしょうね。 A cat crossed in front of me, と A cat walked toward me. の違いは、猫が目の前を横切ったということと、猫が歩み寄って来たということの違いです。
お礼
Mell-Lily さん、アドバイスありがとうございます! とても分かりやすく簡潔なご説明、ありがとうございます! アドバイス、ありがとうございました!
- pearl17
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willには、いわゆる未来形のほかに、「習慣・習性」をあらわす使い方があります。 「~するものだ」「~しようとする」「~することがよくある」というような意味です。 1はそれにあてはまるのでしょう。つまり、「悪運をもたらすものだと考えられている」 純粋にニュアンスだけの問題で、時制としてはまったく関係ありません。 文法的には、1、2ともにwillを使うか、両方とも使わないほうが統一されるのでしょうが、 1は「悪運」なので「~ことがよくある」と少しぼかした言い方にし, 2は「幸運」について語っているので、「~なのだ」と事実であるかのように断言してしまっているのではないでしょうか。 bのご質問に関しては、ほかの方たちが説明しておられるように、 「前を横切る」と「むかってくる」です。
お礼
pearl17 さん、いつもご回答ありがとうございます! >「習慣・習性」をあらわす使い方があります。 「~するものだ」「~しようとする」「~することがよくある」というような意味です。 will を使うことによって、こういった意味が生じてくることもあるんですね。 ご回答、ありがとうございました!
和訳の方から in front of 黒猫が人々の前を横切ると(後ろなら良い?)その日の運勢は悪い。 walks toward 黒猫が人に向かってやってくるとその日の運勢は良い。 Willの差はこの場合ニュアンスの差だと思います。どちらにせよ迷信なので、最初は想像・想定でwillを使ったが、次の文章では読者には前提が分かっているので、willを省きストレートに表現したのだと思います。日本語でも同じことを述べるのに「出かけるときxxxに会うと運が悪い」「出かけるとき、xxxに会うと運が悪いと言われる」などといいます。
お礼
martinbuho さん、ご回答ありがとうございます! >どちらにせよ迷信なので、最初は想像・想定でwillを使ったが、次の文章では読者には前提が分かっているので、willを省きストレートに表現したのだと思います。 なるほど、そういう解釈も視野に入れてみます! ご回答、ありがとうございました!
- unos1201
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1のWILLは何か悪いことが起こるかも知れないという予測に対し、2は今日一日が無事に過ごせるだろうという経験的なお守りみたいな期待の違いです。良いことが起こるかも知れないというときはWILLを使うと思います。 目の前を横切るのと、自分に向かって歩いてくるの違いです。
お礼
unos1201 さん、アドバイスありがとうございます! >2は今日一日が無事に過ごせるだろうという経験的なお守りみたいな期待 ということは、#4 や #5 の方々がおっしゃっていることと基本的には同じような感覚と考えて差し支えないでしょうか。 アドバイス、ありがとうございました!
お礼
ROYFF さん、ご回答ありがとうございます! >一般的普遍的な地域の人々の考えとして、未来形でなく一般形(現在形)で受けたという事ではないか、と思います。 つまり、#5 の方がおっしゃっているように、「黒猫を幸運の前兆としてはっきり信じている」 ということでしょうか。 b のほうのご回答もありがとうございます! とても 丁寧 かつ 分かりやすい 説明に加え、黒猫にまつわるお話までしていただき、本当にありがとうございました! >話題として面白いので、今度英米人と話す時にこの迷信の由来なども聞いてみたいと思います。 私も、面白いな、って思っています。