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アルカリ化剤としての乳酸について
医療で用いるリンゲル液等に乳酸や酢酸が「アルカリ化剤」として加えられている製剤があります。 例えば乳酸ならば、まずCO2に代謝されて、 これが体内では主にHCO3-の形で存在するため「アルカリ化剤」として機能する、 といった説明を読んだのですが、ここが理解できません。 【CO2】 + 【H2O】 ⇔ 【H+】 + 【HCO3-】 CO2が酸としての役割を発揮してH+を増加させる、 その結果としてHCO3-が出来るのであって、 これでアルカリ化が実現できるとは思えないのです。 過去に全く同じ疑問を感じた方がいらっしゃったようで、回答を読んでみたのですが、 最後には質問者が非難されて終わっており、疑問は解決しませんでした。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2201056.html ただ、途中の質問者のコメント(No.9)にある、 「乳酸ではなく乳酸塩として加えられているから?」というのは納得しやすく、 これが正解ならば理解できそうな気がします。 本当のところはどうなのでしょうか?
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- ORUKA1951
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回答No.1
>【CO2】 + 【H2O】 ⇔ 【H+】 + 【HCO3-】 逆に書くと 【H+】 + 【HCO3-】→【CO2】 + 【H2O】 で水素イオンを受け取るので、塩基・・・じゃないの?
お礼
ご回答ありがとうございます。 【CO2】 + 【H2O】 ⇔ 【H+】 + 【HCO3-】 HCO3-が塩基であることに異論はありません。 もし、乳酸イオンが代謝によってHCO3-になる、ということであれば、 それによるHCO3-の増加を和らげるために、上の反応が左向きに進んで、 H+ は減少し、アルカリ化することが納得できます。 ただ、引用したスレッドでは、まず代謝によってCO2が生じ、 それによって上の反応が右に進み、したがってHCO3-が生じてアルカリ化する、 という説明が(複数の回答者によって)なされており、頭が混乱しています。