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火山の形と火成岩について

火山についての質問です。 それは、火山の形と、火成岩の関係についてです。 学校で以下の2点を学習しました。 (1)火山の形は、マグマのねばりけと関係がある。  マグマのねばりけが強い火山は、  ドーム型をしていて、火山灰や溶岩は、白っぽい。 (2)火成岩の、流紋岩、花こう岩は、  無色や白色鉱物が多くふくまれる白っぽい。 この2つから考えると、 ドーム型の火山の火成岩は、 流紋岩や花こう岩である、ということですか。 また、なだらかな形をした火山の火成岩は、 玄武岩や斑レイ岩である、ということにもなりますか。 教科書には、(1)と(2)のことが別々に書いてあり、 結びつけて書いてはないので、質問のようなことは言えないのかな、 と悩んでいます。 どなたか、ぜひお教えください。

みんなの回答

回答No.3

『火成岩』の『火』はマグマのことを意味します。よって火成岩はマグマが冷却されて固まった岩石の総称です。 そのうち、『火山岩』は、地表もしくは地表近くで急速に冷却されたものであり、『深成岩』は、地中の深い場所でゆっくり冷却されたものです。 もともとのマグマは同じであっても、火山として噴出したものと、噴き出さずに地中でグズグズゆっくり固まったものでは、『見た目』が違います。ゆっくり固まった深成岩の方が、鉱物の粒が大きく、すばやく固まった火山岩では、粒が小さいという特徴があります。これは結晶化するときに、結晶が十分成長できるだけの時間があるかどうかということです。 深成岩は地中で出来るのに、どうして地表で目にすることが出来るのかというと、地盤が隆起したり、浸食されたりして、たまたま地表に出ているためです。火山が多い日本海側では、火山岩や火山噴出物(凝灰岩)に覆われてしまっているため、なかなか見ることが出来ませんが、火山の少ない地域では、至るところで見ることができます。

回答No.2

基本的に「白っぽい」で共通項として両者を結びつけても問題はありません。ただし、同じ白っぽいでも流紋岩(火山岩)と花崗岩(深成岩)、また黒っぽい玄武岩(火山岩)と斑レイ岩(深成岩)との区分は注意して下さい。火山体を構成するのはあくまでも“火山岩”であり、“深成岩”ではありません。 ですので、 『ドーム型の火山の火成岩は、流紋岩である』は正しいですが、『ドーム型の火山の火成岩は、花崗岩である』は間違っています。

kolocomo
質問者

お礼

火山体を構成するのは火山岩だということを初めて知りました。 大変わかりやすい解説をありがとうございます。 悩みが解決しました! もう一つ質問があるのですが、 火山体を構成するのが火山岩だとすると、 深成岩は何になるのでしょうか。 よくわかっていないので、 とんちんかんな質問になっていたらごめんなさい。

  • vsl2000
  • ベストアンサー率29% (120/402)
回答No.1

 火成岩はその出来かたによって火山岩と深成岩とに分けられることを表した表のようなものが教科書に載っていませんか?  火山岩は、文字通り、火山をつくる火成岩です。 http://www3.ocn.ne.jp/~mizukiyo/ganseki/ganseki1.htm

kolocomo
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 火成岩が、火山岩と深成岩に分けられる表はのっています。 また、火山岩深成岩それぞれ、有色の鉱物や無色や白色の鉱物の割合に関する表もあります。 そこで疑問に思ったことが、流紋岩、花こう岩が白っぽいなら、 粘り気の大きい、もりあがった火山は白っぽい火山(噴出物は白っぽい)ということなので、このような火山からできる火成岩は、 「流紋岩、花こう岩」なのかな、ということです。 でも、教科書にも参考書にも火山の形と火成岩とを結びつけるものはなかったので、質問箱に質問しました。。。

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