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火成岩と火山岩、逆なのでは?
火成岩は、火山岩と深成岩に分けられると習いました。 中学のときからずっと考えていたことですが、マグマが冷えて固まった岩石を火山岩とし、その中で火成岩と深成岩と名付けて分けるほうがしっくりして良いような気がします。 なぜこんな名前になってしまったのですか?
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確かに!! 言われてみるとその通りですね。漢字だけで考えると、確かにそうした方がしっくりきますね。ただ、起源や成因から考えると、まんざら悪い名前ではないと思います。 『火成岩』の『火』とは、マグマのことを意味しています。つまり火成岩はマグマが冷えて固まった岩石の総称です。 『火山岩』は、そのうち、"火山"活動により地上に噴出して急冷された岩石です。 では、噴出さないで固まった岩は何と呼ぼうか?というと、『地下深くで固まった岩石』という意味で、やっぱり『深成岩』という名前が適しているのでしょう。 『火山岩』を『火山成岩』にしたら良いのかも知れませんね。
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- jun1038
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こんばんは。 申し訳ありませんが、私にとって、 火成岩、火山岩、深成岩という名称は、 すっきりと問題ありません。 前の方が書かれているように、 火成岩の「火」というのはマグマのことで、 マグマの働きを「火成作用」といいます。 火成作用によってできた岩石 言いかえれば マグマが固まった岩石を総称して 「火成岩」というのです。 このうち、火山活動に直接の関係が薄く、 地下深部でゆっくり冷えてできた岩石が、 「深成岩」です。 地表に噴出するなどして、比較的急速に冷えた岩石を、 「火山岩」といいます。 火山とは、マグマの働きによって地表にできた地形をいいます。 (それが見渡す限り平坦な溶岩台地でも、 溶岩は「マグマ」が固まったものですから、 それは立派な火山です。) 火山体を構成する岩石は、「火山岩」です。 例えば、成層火山はある程度の時間間隔をおいて 何回も噴火(溶岩流出など)を繰り返して成長してきたと考えられますが、 とすれば、火山は、「火山岩」が積み重なってできています。 高さ2000mの火山の中心部付近の岩石も、 その昔その火山が活動を始めたばかりで小さかったときに、地表に噴出して急速に冷えてできた岩石でできているわけで、 その岩石はやっぱり「火山岩」です。 火山の地下数kmのところには、マグマだまりがあると考えられていますが、そのマグマがゆっくり冷えて固まれば。これは「深成岩」です。 マグマだまりが冷えて固まったもの自体は、 マグマの働きで地表に形成された地形ではありませんから、 それは火山ではありません。 それでは。
お礼
丁寧に解説していただいてよくわかりまた。 名前の由来の疑問が解けました。 回答ありがとうございました。
- tosiki
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お?^^; 何かとんでもない事書いてます。 深成プレート生成と混同してます。^^; 完璧な間違いです。 ここに訂正させて頂きます。 申し訳ありませんでした。
お礼
わかりました。 ご丁寧にありがとうございました。 気にしないでくださいね。
- tosiki
- ベストアンサー率23% (34/145)
かなり区別するのが難しい分野ですね。^^ 火山岩が冷え固まったのが火山岩。 比較的深い部分で冷え固まったのが深成岩です。 深成岩はマグマの介入はありません。 マントルの近くでゆっくり冷え固まって隆起したものです。 鉄の焼入れの場合、急冷すると硬くなりますが割れやすいです。 ゆっくり冷やすとある程度硬くなり、粘りが出て曲がりや引っ張りに強くなります。 全体的な性能がアップします。 深成岩とは、マントルの熱と高い圧力で融解したものらしいです。
補足
>深成岩はマグマの介入はありません ええっ、そうなのですか? 私のもっている本にはこう書いてあります。 ・火成岩…マグマが冷えて固まった岩石 でき方の違いによって火山岩と深成岩に分けられる ・火山岩…マグマが、地表や地表近くで冷え固まった岩石 ・深成岩…マグマが、地下の深いところでゆっくり冷え固まった岩石 火山岩も深成岩もマグマが冷えてできると書いてあるのです。 中学生向きの本だから、そのような表現で書かれているのでしょうか? よろしければ再度お返事いただけますか。 よろしくお願いします。
お礼
なるほどー。 大変よくわかりました。 >『火山岩』を『火山成岩』にしたら良いのかも知れませんね これはとてもいい名付け方ですね。 こう書いてあれば、名前から岩石のでき方まで一緒に覚えられますね!! 回答ありがとうございました。