- ベストアンサー
運動エネルギーについて
俗に、大きな岩を動かす時には大きなエネルギーが必要で、一旦動き出すと小さいエネルギーで運動を維持できると聞きます。具体的に何倍程度のエネルギーが必要なのでしょうか。子供に教えたいのです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
皆様おっしゃる通り,動摩擦と静摩擦の違いとなりますが, 大きな岩と言うことで,転がり摩擦とかも関係してくるかと思いますが, ここでは,転がさずに滑らせると言うことで,ちょっと検索してみましたら, プラスチック材の地面の上で鋼を滑らせると言う場合について, 表がありました. プラスチックですと,動摩擦係数と静摩擦係数はそんなに極端には違わないものですね. しかし普遍的に,動摩擦係数<静摩擦係数,となります. 上記のように滑らせる場合ですと,必要な力はそれぞれの摩擦係数の比となります. 例えば,参考URLの表で,テフロン板の上に鋼を滑らせる場合, 動かすまでに必要な力を1とすると,動き始めてから必要な力は0.5となります. #本件では,慣性の法則は特に関係無いかと思われます.
その他の回答 (3)
- Gospel
- ベストアンサー率25% (7/28)
>大きな岩を動かす時には大きなエネルギーが必要で、一旦動き出すと小さいエネルギーで運動を維持できると聞きます。 上記の「エネルギー」は厳密にいうと「力」の誤りです。 「慣性の法則」によれば、 力が働かない限り、静止している物体は静止し続け、運動している物体は等速直線運動を続ける とあります。質量が大きい物体はこの「慣性」が大きく、小さい物体はその逆ということになります。 (俗に、重い物ほど動かしにくく、止まりにくい)
- fine_day
- ベストアンサー率70% (6285/8867)
物体を動かそうとするとき、物体を置いた面と物体とのあいだに摩擦力が働きます。この摩擦が大きければ大きいほど、物体を動かすことが困難になります。この摩擦の大きさをしめすのが「摩擦係数」です。 摩擦係数には、物体が静止しているときの「静摩擦係数」と、動いているときの「動摩擦係数」があり、静摩擦係数>動摩擦係数です。よって物体は静止しているとき(動き出す前)より動いているときのほうが動かしやすくなりますが、この摩擦係数は接する物質の種類や、物体を置いた面の状態によって大きく異なりますので、正確に「何倍の力」ということはできません。 長々と書いたわりにお役に立てなくてすみません…。 ばねばかりがあれば、簡単な実験で子供さんたちも体感できるのですが。
お礼
有難うございました。早速、ばねばかりを使って説明してみます。助かりました。
一般的に 何倍といえる話ではありません。 また 運動エネルギー とは 全く違う話です。 おそらくお聞きになられたいのは 動摩擦力 と 静止摩擦力 の違いであるかと 思われますが。 その辺りの概念が 分かっておられないようですと 説明は不可能です。 高校物理辺りの話ですから 何か書店で参考書でも ご覧になってください。
お礼
大変参考になりました。有難うございました。