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反応次数は実験的に求めるものなのに、質量作用の法則は化学反応式の係数を

反応次数は実験的に求めるものなのに、質量作用の法則は化学反応式の係数をそのまま反応次数として用いて説明がなされ、この結論が正しいのはどうしてですか?(間違った前提から正しい結論が得られるのが疑問です)

みんなの回答

noname#103383
noname#103383
回答No.2

理論と現実問題とをごちゃごちゃにしていると思います。何らかの問題を解決するために、理想的な状況を考えてできた理論がある。実際の問題を解決する際は、どの理論を使えば望んでいる精度で解決できるのか。それを見極めるために行うのが、実験。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1

質量作用則は平衡状態を示しているわけで,反応がどのような機構で進むかは関係なく,反応系と生成系の自由エネルギー差の議論だけから導けるわけです. ここで反応速度定数と平衡定数の関係を使うから混乱する.あの関係が成り立つのは,あくまでも単純な k×([A]^a)×([B]^b) 式の反応の時に限定されているので,あれを一般化してはだめ.平衡条件で一般的に言えることは,速度については正方向と逆方向の反応速度が等しいということだけです. 一方,反応速度は実際に反応がおこっている機構や律速段階が問題になるので,いろんな場合がありうると.

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