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私は、今、身の程知らずにも七年戦争の物語を書こうと思っています。
私は、今、身の程知らずにも七年戦争の物語を書こうと思っています。 そこで質問があります。 歴史ではまず開戦時、プロイセン国はザクセンの兵站基地を攻撃に 仕掛けたんですよね? その時、兵站基地はどんな所にあってプロイセン軍はどんな風に攻めたんでしょうか? 事前にウィキペディアや歴史に詳しい友達に聞いたりしているのですが まったくもってわかりません。 どなたか知っている人はいませんか?
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この当時の軍隊の補給というのは、高度に組織化された現代の軍隊とは全く別のお話です。 当時の軍隊の補給をどうしていたのかというと基本的に「行った先で略奪する」というものでした。元々当時の兵隊というのは「村を追い出されて居場所のないやくざ者が酒飲みたさに兵隊やっている」というようなものでした。フリードリヒ大王の士官は「右手に鞭を、左手に拳銃を持つ」ものだったそうです。右手の鞭で兵隊にいうことをきかせ、それでもきかない奴は左手の拳銃で撃ち殺すというものだったのです。 ですから兵站基地といっても、そこで食料を集めて置いておき、輜重隊を使って前線に補給するというようなものではありませんでした。実際問題、当時の軍隊は動き続けている間は食い繋げられるのですが、止まる(主に攻城戦)と周辺区域を食い尽くしてしまうので「食うために移動する」必要があったのです。 こういった事情は名著「補給戦」に書かれています。長らく絶版だったのですが中公文庫で復活したはずです。わたしゃこれの旧版を6000円も出して古本屋で買ったんですよ。 またご自身で認めているように、16世紀からナポレオンの登場辺りまでのヨーロッパの戦争史の日本語資料というのは極端に少ないのが実情です。学研から「戦略戦術兵器事典3 ヨーロッパ近代編」というのがなんと95年に出ていたのですが、当然絶版です。おそらく学研の人気のこのシリーズでもダントツに売れなかったはずなので、古本屋でもまずお目にかかれません。というか見たことない。私が知りうる限りこの本が一番というか唯一のビジュアル本です。 資料が欲しければ、その時代を研究している大学教授を訪ねるのが一番手っ取り早いと思われます。実際のところ、前述の学研の本はよくこれだけの資料を集めて日本語化したなと感嘆しますよ。それでなければ、あとは洋書で探すことになるでしょうね。 もしその物語を書くことができれば、おそらく我が国唯一の七年戦争の物語になるはずです。ご健闘をお祈りします。
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- Mumin-mama
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ANo.5です。 下のビデオはドイツのZDFで放送されたもので、26:25~27:10のところで7年戦争の開戦(8月29日)の戦闘シーンが出てきます。それ以降は7年戦争中心の話です。 http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/619464/Folge-6-Friedrich-und-die-Kaiserin#/beitrag/video/619464/Folge-6-Friedrich-und-die-Kaiserin
お礼
回答ありがとうございます。 是非、見て、小説のシーンに役立てたいと思います。 本当にありがとうございました。
- Mumin-mama
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全くの素人です。 1756年8月29日にザクセンに攻撃をかけた所は、ドレスデン市城壁門と記載がありました。 Am 29. August erschien sie vor den Toren Dresdens. また、下のサイトの真ん中左にドレスデン襲撃の絵が出ています。 http://www.preussenweb.de/kriegc.htm 1956年のドレスデン市内 http://de.wikipedia.org/w/index.php?title=Datei:Canaletto_%28I%29_006.jpg&filetimestamp=20050519050629 1950年のドレスデン地図 http://images.google.de/imgres?imgurl=http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f2/Dresden1750.jpg/180px-Dresden1750.jpg&imgrefurl=http://de.wikipedia.org/wiki/Geschichte_Dresdens&usg=__D9wFQ-34OUgD3_tk--kAItvZF6E=&h=135&w=180&sz=15&hl=de&start=26&sig2=YpiJ7CMhy0lEAxCD3_blYQ&tbnid=kjMRDSlfzZlm-M:&tbnh=76&tbnw=101&prev=/images%3Fq%3D7%2BJ%25C3%25A4hriger%2BKrieg%2Bdresden%26gbv%3D2%26ndsp%3D21%26hl%3Dde%26sa%3DN%26start%3D21&ei=UBhKS_XTF5Oj_gbD7pmYAg 同年10月1日ロボジッツ(ベーメン=今のチェコ)の攻撃の図が出ています。日本語の方には写真が出ています。 http://de.wikipedia.org/wiki/Schlacht_bei_Lobositz 7年戦争(Siebenjaehriger Krieg)関係の絵や写真が出ています。 http://images.google.de/images?gbv=2&hl=de&sa=1&q=7+J%C3%A4hriger+Krieg+&btnG=Bilder-Suche&aq=f&oq=&start=0
お礼
素人なのは私もです。 ぶはw・・こんなにたくさんの資料ありがとうございます。 是非、小説の参考にさせていただきます。
- isa-98
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すごい物語を作るには、 時代劇の時代考証と同じで当時の基礎研究が一番大切です。 それと、 兵站基地化を目指したのであり、基地を襲ったんじゃありません。 日本語だけはしっかりと認識すべきです。 9月6日にはオーストリア国境付近に布陣。 当時としては相当な機動力と戦略です。(あくまで私の評価です。) 10月1日には撃破。 日本語では資料を集めるのは無理のようでした。 なので「己で」英語で検索。○(^_^)○ 「画像」からそのHPに行く。 「翻訳サイト」にコピー&ペーストする。 これでもある程度の資料は揃えられます。 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/96/Seven_Years%27_War_-_Operations,_1756.gif 質問に対する答えであればネットで十分です。 (ネットは信憑性はまるでありません。) そこから参考文献を拾うか、ネット丸写しかは本人次第でしょうね。(^_^:)
お礼
回答ありがとうございます。 日本語の理解の未熟さを指摘して貰ったばかりか 資料サイトを紹介させてもらいありがとうございます。
No.2です。 入れ違いでボタンを押してしまったので。 ああ、なるほど・・・No.1さんがおっしゃっているような事情があるんですね、資料が少ないという。 それは失礼しました。 図書館にもないんでしょうかね。。。 あまり希少な本だと普通の図書館には無いかもしれませんが(国会図書館ならあるのかな)、一般的な本でしたら絶版本も、図書館の蔵書にあることがあります。 中公文庫の「補給戦」はアマゾンのマーケットプレイスで2千円弱(送料別)で買えるようです。 「戦略戦術兵器事典(3)」は3千円台。 ググったらいいリストを作っている人がいらっしゃいました。 http://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B8%96%E3%80%9C%E8%BF%91%E4%BB%A3%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%8F%B2%E9%96%A2%E4%BF%82/lm/R10E20HDLU7E6U それと、古本を探すなら「スーパー源氏」というサイトがあります。 自分の経験ではアマゾンには無かった本も見つけられました。 http://sgenji.jp/
お礼
いえいえ;; 歴史物を製作するにあたっては、歴史の基盤など理解しなければならないというのは 理解していたつもりすが、やっぱり理解してなかったのかもしれません; 戦争本の紹介してくさってありがとうございます。
回答にはなりませんが、 物語を書こうとするなら、ウィキペディアレベルのダイジェスト的な知識量では書けないと思いますよ。 ウィキペディアの記事を書いている人達は、もっと何冊も本を読んだりしているはずです。 あの長さの記事ですら、書かれていることの何倍もの知識を持っていないと書けないだろうと思います。 史実にヒントを得たフィクションとして物語を書くならば、想像や創作をふんだんに使っても良いと思いますけれど。
お礼
回答ありがとうございます。 質問とは別の話だけど、参考になりました。 歴史本は随分と絶版になってるんですね・・・・ 大学教授ですかー・・・うちは田舎なので都会まで行くのは大変ですね 歴史本のご説明ありがとうございました。