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正しいのは?「得意なよう」「得意のよう」
次の文は、どちらが正しいと思われますか?両方ありでしょうか? (1)彼は絵を描くのが得意のようです。 (2)彼は絵を描くのが得意なようです。 もしできれば簡単に解説もお願いします。
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まず、「得意」は名詞でもあり、「得意な」という形容動詞でもあります。 また、主観的な推量を示す「~ようです」は 形容動詞とは「~な」+ようです と接続し、 名詞であれば、名詞+の+ようですと接続します。 とすると、文法的には一見、どちらも正しい!ということになるのですが・・・ しかーし! 「得意の料理」「得意の技」というように、得意の~ の後には名詞が来ます。 「~ようです」に見られるような助動詞を後ろに伴った文というのは、わたし自身、ちょっと記憶にありません。 「得意」と似たような規則で動く、「上手」で例文をおきかえてみましょう。 上手も得意と同様、助詞に「が」を取り、なおかつ名詞でも形容動詞でもあります。 (1)彼は絵を描くのが上手のようです。 (2)彼は絵を描くのが上手なようです。 どうでしょう?(1)の文での違和感がより鮮明になったのではないかと思いますが。
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- garamond
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回答No.2
「~のよう」が昔からある言い方で、「~なよう」は後から出来た言い方です。
- wakaranan
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回答No.1
この文だけ見ると、 (2)の方がしっくりしますね。 (1)は「他のことは苦手だけど」とそれとなく言っている感じがします。 私は国文法には無知なのですが、自己流に解釈すると「得意な」と「得意の」の後に「人の」を付け加えて、 彼は絵を描くのが得意な/の「人の」ようです。として「人の」が省略されていると考えれば、 「得意な人」とは言っても「得意の人」とはあまり言わないと思います。