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自己の形成と崩壊

大学の心理学の授業で「自己の形成と崩壊」というテーマでレポートを書けという宿題がでました。 しかし、事情があってここのところ授業に出れていなかったため、言葉の意味がさっぱりわかりません。 「自己=自我」でいいのでしょうか。 もちろんレポートの内容は自分で考えますが、心理学用語の「自己」の意味だけ教えていただけないでしょうか。 それとプラスして、フロイト、ユング、ラカンなど関係している人の名前を教えていただけたら幸いです。こちらは面倒なら結構です。

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回答No.1

心理学科の方か、一般教養の心理学か分かりかねますが、一般教養として考えます。 ひとつ気になるのは「あなたは自我の定義を言えますか」ということです。 でないと「自己=自我?」という回答の意味がなくなります。 言葉の意味合いからいうと、自己と自我は異なります。 自我とは「わたしという存在の総体」とでもいいますか、一般に知られる「わたしと他者とは違う」 といった感覚の他、これまでの経験とそれらからくる価値観や状況判断、意志決定や無意識下の心的機能まで 全て含む概念ですね。 一方自己とは上記のうち「自分で気づいている、自己像」のような感じの ニュアンスになります。レポートで形成と崩壊とあるように、比較的安定していますが、 状況によっては壊れて新しいものが形成されます(一方「自我」が壊れることは精神的な死を意味します)。 例えば、新しくバイトを始めたとき意外な自分の特技・適性を見つけた場合、自己の再形成がなされているわけです。 多くは他者が示した反応で崩壊が起こります。 この分野での古典的研究はミードの「社会的自己」あたりでしょうか。

patricia09
質問者

お礼

返事遅くなってしまって申し訳ありません。 ご丁寧にありがとうございます! とても助かりました^^

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  • east-with
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回答No.2

 まず、用語が出てきたので解説します。「自己」と「自我」についてです。 自己 おのれ。自分。自身。哲学で、同一性を保持して存在するあるものそれ自身。人格的存在以外にも用いられる。 自我 自分。自己。哲学で、知覚・思考・意志・行為まどの自己同一的な主体として、他者や外界から区別して意識される自分。心理学で、行動や意識の主体。自我意識。精神分析で、イド・超自我を統制して現実への適応を行わせる精神の一側面。エゴ。  だから、少し言葉が違う。自己は自分自身の事で、自我はエゴなどを含み違います。参考に、自己がつく熟語に「自己同一性(アイデンティティー)」という言葉があります。  まず、サイトをリンクしますので参考に(http://www.jsise.org/jsise-yr/vol11/doc/05-jan-egg02.pdf#search='自己形成 他者 PDF')。  次のサイトも参考に(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsomad/activities/bukai/kansai/junior/summary2003/200311_2.pdf#search='自己形成 他者 PDF')。  また、次のサイトも参考に(http://www1.tcue.ac.jp/home1/c-gakkai/kikanshi/ronbun6-3/yoshino.pdf#search='自己形成 他者 PDF')  1つ目は、教育システムに関する論文です。2つ目は流通システムに関する論文です。3つ目は社会学(哲学寄り)の論文です。まず、論文を読んで勉強しなさい。  あなたの心理学は視野が狭いように思います。心理学は哲学や人間学や社会学にも深くかかわっています。つまり、人文学はそれぞれの分野が相互に補完している関係にあります。また、精神医学や教育学にも深くかかわっています。そのため、心理学でも人文系に近いか、理系に近いかというタイプの人間がいます。心理実験か心理学史のどちらがお好きですか?少し極端ですが、発達心理学や家族心理学や健康心理学や教育心理学や心理統計とか聞いても、複雑に関係していますし実験が好きな学生さんかなぁとか思いました。  その問題は、自己同一性や自己と他者を考察するだけで書けると思います。自己の形成とは幼児で親に躾けられて、児童で他者と関係を構築し、思春期で親に反抗して自立を考え、青年から成年になり落ち着いてくる。ただ、それだけですよ。そんなの、心理学ではなく心理で十分ではないの。誰もが経験している事を難しい理論で証明する気があるのですか。理論より感覚が心理には大切な気がします。  人物紹介 河合隼雄(http://100.yahoo.co.jp/detail/%E6%B2%B3%E5%90%88%E9%9A%BC%E9%9B%84/) ハヴィガースト(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBJ%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88) アンナ・フロイト(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88)S・フロイトの末娘。 エーリッヒ・フロム(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0) ヴィルヘルム・ライヒ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92)  でも、心理学者など人物に興味があるという事は心理学史など歴史系の文系の方では?普通なら、そこまで人物にこだわらないと思います。

patricia09
質問者

お礼

たくさんのアドバイスありがとうございます! レポート頑張ります。