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一丁目一番地
「郵政民営化見直しは、国民新党の一丁目一番地で、大きな柱。改革の名の下に、見る影もない状況に陥っている郵政事業を抜本的に見直す。」(国民新党亀井代表代行2009/8/6) 「国会議事堂や皇居を抱え、東京の一丁目一番地とされる千代田、港、新宿の三区からなる衆院東京1区。」(東京新聞記事2009/8/8) 「家計に対して刺激を与える。それが連立政権の一丁目一番地だ。」(鳩山首相2009/10/1) 「地域主権の確立は鳩山政権の一丁目一番地だ。自民党政権でできなかった改革の実現に努力してほしい」(鳩山首相2009/10/6) 「民主党マニフェストの『一丁目一番地』とは何か。それは『税金の無駄づかいの根絶』だったのではないか。」(毎日新聞記事2009/12/17) 最近、与党政治家を始め、新聞の政治面などでも「一丁目一番地」という表現が流行しているように思います。 多分「大きな柱」「第一歩」というような意味合いだとは思うのですが、文脈によっては必ずしもこうした意味を持たないこともあります。 「一丁目一番地」の一般的な意味合いは何なのでしょうか? また、単なる地番や住居表示にすぎない「一丁目一番地」がどうしてこのような使われ方をしているのでしょうか? よろしくご教示のほど、お願いいたします。
補足
ご回答ありがとうございました。最初に付けるのが「一丁目」、その一丁目の中でも最初に付けるのが「一番地」。つまり「最初の最初」、「優先事項の中でも最優先事項」というような強調表現なのでしょうかね。 ところで、本日付け(2009/12/17)の「鳩山内閣メールマガジン」(第11号)でも、原口一博内閣府特命担当大臣(地域主権推進)が「地域主権の確立は、鳩山内閣の『一丁目一番地』の最重要課題です。」とありました。これは質問文にもあるように、2009/10/1に鳩山首相から指示されたとおりの表現を用いていますね。自民党政権では余り目や耳にしなかった表現のように思います。新与党がお好きなフレーズなのでしょうか。なんでもかんでも「一丁目一番地」では、最優先事項ばかりですので、そのうち「一丁目一番地一号」が登場するかもしれませんね。