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ジャイロトンがマグネトロンより大きな出力が得られる理由
タイトル通りの質問です。 原理的な事は大体わかったのですがなぜジャイロトンの方が 大きな出力が得られるのですか。よろしくお願いします。
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電子管の出力には、連続波とパルス波があり、 先の質問に対する解答の中に >マグネトロンが数百ワットから数キロワットの出力、2.5GHz前後の発信周波数であるのに対して」 とありますが、これは家庭用~一般業務用の連続波の出力のレベルのものの例と思われます。 より専門的な用途では、トンネル掘削用の数100キロワットレベルの連続波出力のものもあります。また、パルス出力もものでは、レーダー用でピーク電力は数メガワット級のものもあります。 ジャイロトロンのことはよくわかりませんが、マグネトロンの出力が過小に評価されているのでは、ちょっとかわいそうです。 電子管の出力を決めているのは、電子能率と冷却性能だと思います。 陽極に到達した電子がほとんどエネルギーを持っていなければ、電子能率は100パーセントで、熱損失はありません。実際には達成が難しいのですが、ジャイロトロンでこれが達成できているとすれば、大電力化ができるのではないかと推測。
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- tadys
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回答No.2
ジャイロトンのほうが電子のエネルギーを電磁波のエネルギーに 変換するための空間の容積が大きく取れるためではないでしょうか。 100ワットの電球1個のスペースよりも10ワットの電球100個並べたほうが明るくなるでしょう。
補足
ジャイロトロンのGW級のミリ波帯での出力が出る仕掛けが ぜひ知りたいのです。マグネトロンときっと違う設計方針があるのでしょうね。よろしくお願いします。