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本の資料面での書き方
これといって深い知識はなく、思いつきの質問です。 通常は横道にそれながら没頭して記録に残そうというのが筋でしょう。 横道にそれながら没頭するさいに資料を探すと思うのですが、どうやって探すんですか? 具体的にテーマを設定します。 著名な物理学者石原純とアララギ派の歌人原阿佐緒は恋愛事件をおこし、ひともんちゃくあったようです。 ・過去の新聞をみる ・過去の出版された本をみる ・過去の出版された雑誌をみる ・記念館に行く ほかにどうしたらいいですか? これらの方法で一つの論理的な文章につむぎあげれば完成ですか? 自分は理系サイドでの教育しかうけてないので、よくわかりません
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- east-with
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文学系レポートの作成法 要点は次の通り ●資料をまとめただけでも論文にはならない(要約集にはなるけど、ダメ) ●自分の仮説や問題提示がない場合、論文ではない(説明文ではないって言ってるでしょう) ●自分の仮説を裏付けるために資料(コーパス)を引用する(自論がないのにこんなのもありますは可笑しいと思わない?何のプレゼン?プレゼンでも何が目的なのか分かるように) ●様々な文学手法もあるが、それよりも(テキストの要約→問題点→その問題点の理由)という書き方が出来ないとダメ(だって、文学部でもレポートとしては同じで、文学にはルールがないは大間違い) 全体のまとめ 構成図 タイトル 氏名 テキストの要約 各段ごとに要約して全体のまとめをする。 自分の疑問や意見の違い 作者の意見に共感できる個所とそうでない個所を書く。 批判する理由 なぜ、その作者に共感できるのか、あるいは反論や反発するのかの理由を書く。 それが、文学部のレポート形式です。
- east-with
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文学に関する調査法 一次資料を探す(小説そのものや事件の情報) 一次資料とは、小説や演劇や映画やドラマやミュージックそのものである。つまり、過去や現在という問題は特に関係がない。古い事を調べるのが人文学ではない。現在は文学史や近代文学や戦後の現代文学という枠はない。平安から江戸までの古典文学も少なく、明治や大正など戦前文学も少ない。つまり、あなたの文学部は1900年代(1999年)に文学が終わると想定しているのも同じ。 文学部の対象は、現在出版されている小説も含む。正しくはこの世に小説がなくならない限り、小説論という語り口はなくならない。あと、演劇やミュージックやドラマも同じ。 まず、伝統的文学の手法。作家や脚本家などの人生から作品を見る作家論。小説やドラマというものに限定してみるのがテクスト論。侍や武士や貴族を調べるのが歴史的手法。その方法が、基礎なのだ。 博物館や記念館に行くのは、博物館学や考古学みたいな人だけだよ。文学は、本と文科生の思考を合わせる唯一の手法である。 二次資料(新聞やニュース) 二次資料とは、一次資料に関する評論や論文である。だから、一次資料を読んでいないと低く評価させる。例えば、石原千秋「漱石と三人の読者」だけ読んで、夏目漱石に関するレポートを書いたら普通は0点で不可。夏目漱石の「坊っちゃん」や「三四郎」や「こころ」や「明暗」など小説そのものを読まないといけない。他人の評論は鵜呑みにしないところに文学的思考がある。 文学的研究法 簡単に書こうと思う。(あるニュースで太宰治の話題があった)→(調べたら、太宰治の「ヴィヨンの妻」が映画化されている)→(映画「ヴィヨンの妻」を観賞)→(他の太宰の小説を買い読む)→(太宰の人生について論文を書きたくなる)→(先行論文や評論を探して読む)→(論文のアウトラインを書き執筆する)で終わり。 何かの情報を聞いて、徹底的に調べてやろうとするのが歴史的思考なのです。つまり、例えば太宰治の入水自殺の話題から、上のような思考をしていく。 つまり、文学的思考とは(比較)と(分析)なのである。