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日本の軍歌の短調
なぜ、日本の軍歌は、短調が多いのでしょうか?
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「軍歌」と「戦時歌謡曲」は、別のものですが、一般によく混同されています。 私たちが一括して「軍歌」と呼んでいるものの多くは「戦時歌謡曲」です。 狭義の「軍歌」は軍が定めたものです。これには、あまり短調の曲はありません。他方「戦時歌謡曲」は、レコード会社が商品として発売したもので、多くの短調曲が含まれます。やはり日本人の「短調好き」と関係があると思います。現在「演歌」と呼ばれているジャンルでも短調が優勢です。
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- donnbe
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回答No.2
軍歌に限ったことではないのですが、日本人が短調が好きというのは古来の日本の(邦楽)の持つ固有の旋律にあります。 邦楽では陽旋律と陰旋律とありまして、 陽旋律であっても洋楽でいうところの短調の旋律なのです。 つまり日本では、洋楽でいう長調というのは元々無いに等しいものだったのだと思います。 明治政府が西洋の旋律を取り入れようとしましたが、なかなか日本人には根付かないでいました。 ところがこの傾向は戦後米軍の占領下にあって初めて覆され、今では 何故戦前の音楽は皆短調で暗いのだろうとまで言われるようになってしまいました。 軍歌はもちろん全て戦前の音楽ですから、短調が多いのですね。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 日本には「長調」がない!それはアジアンなミュージックってことですね。 結局、明治の西洋音楽輸入まで待たなければならないのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 戦時歌謡曲というものと微妙に違いますよね。 そうすると一般大衆受けと言うことで、日本人好みの短調となるわけですかね。