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COP15の環境問題への取り組みに疑念あり!
- COP15には総論では賛成だが各論では反対意見がある
- 地球温暖化や異常気象への対策が重要であるが、国際社会の一体感に欠ける
- CO2排出削減の統一目標と評価基準の制定が難しい理由
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他の方の意見も聞きたい所ですが、COP15の各国の動きが見えてきたのでQ2について思いついた事を・・。 現状は義務の押し付け合いで、特に中国はこの場では「途上国」の代表と言う立場を採ろうと、他国をこき下ろしています。 各国の掲げた目標について、明らかに背伸びをした(逆に言えば意欲的)日本に対しては「実現性に乏しい」と言う一方、そこそこのEUには「不十分」、控えめの米国には「評価に値しない」と、自分を棚上げして他者には必ず減点する中華思想には笑います。 ただ残念ながらこの国を無視する事は出来ないので、戦術的にはブラジルを旨く巻き込んで、BRICSの中で「義務付け」に積極的な意見を打ち出させ、中国を焦らせると上手く先に進む可能性が出てくる気がします。ブラジルはご存知の様にバイオエタノール輸出可能国ですし、一旦バイオ比率を下げながら又上げつつあると言う状況で、多少の削減なら可能な立場の筈ですから・・・。
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- aburakuni
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何故出来ないかについては、すでにその要因をご自分で挙げられていますが、スポーツ等の場で出来るのに何故と言う事で考えると以下の原因が考えられます。 1)決定が無くても緊急には困らない:大会が開けないとか、上部組織の運営が立ち行かないと言う問題がない。 2)決定手段がない:各国が均一の目標設定では無いので、多数決に馴染まないし、最終的に国連に上がっても拒否権を持つ国が居る。 従ってどうすればと言う問題に関しては、Howを問うべきではなく、主語(Who)を問うべきと思います。 後は「どうなれば」と言う事で止むに止まれぬ状況になるのを待つのしか無いのではないかと言う気にもなります。 国際会議に関して嘆いておられますが、国内に関しても実は政治や打算の具になっており、例えば石油業界などは燃費改善に自動車業界が邁進しているのに、2005年頃に出した回答のレベルを渋々2010年にこなすレベルで、打算に基づいて各社が譲り合いをしています。
お礼
簡潔明快なご回答を賜りありがとうございます。 ご指摘の事柄、難しさは・・・正に、その通りだと思います。 私も、嘆き&愚痴が半分と、少しずつでも進めば良いとの諦観が半分の心境です。 今回の質問投稿は、我が国の首相が、自らの使命&責任を見失い・指導力の無さを露呈して→堂々と世界に誇る先進環境技術と25%削減目標で指導的な役割を担い果たす覚悟、我が国の見解と主張を宣言すべき立場を、己の苦悩にて、事の本質・責任の所在を忘れたかの浅ましき発想である。 普天間問題への泣き・猶予を、オバマ大統領に懇願お願いしたい云々の、場違い・無節操・他力本願の我が国の無見識総理に渇! 全く別次元である地球環境問題を、世界の国々・首脳が集って協議するCOP15の会議を、自らの窮地、苦し紛れで、時間稼ぎに陳情目的で便乗しようとする情けない姿勢&魂胆を怒っての事でした。 私も、頭が混乱していて、何が質問か?どうしたいのか? 自分でも解・案が無い、憤りにまかせての投稿でした。 その分りずらい文面・拙文にも関わらず、改めて、問題解決の困難と重要性を、整理して教えて頂き、お礼と感謝を申し上げます。 誠にありがとうございました。
お礼
<お礼>・・・補足からの続き ここでも、鳩山氏の定見の無いその場しのぎ言動、信望&指導力の欠如、責任感や信念の軽薄さが、目に付き放擲しているのでは・・・ 個人の声望・評価では済まない、国の世界の環境問題を軽視し過ぎてはいないだろうか? 自己都合・保身・人気稼ぎで、その場の受けを狙うだけのパフォーマンスであったなら、我が国のイメージダウン・国益の齟齬は甚大である。 CO2排出権取引での高い目標設定や算定基準に苦しみ、未達成に対する物心での多大なペナルティが課されるリスクをどう考え、対処していくのだろうか・・・ 国際社会での信頼、評価に、残念賞・努力賞は無く、達成と未達成しかない。 まして、幾ら恵まれたお育ちでも→故人献金や母親からのヤミ贈与で済ませる次元の話ではありません。 その25%削減への確かな工程表、具体的な業界商品別の事業仕分けは着手・徹底・与件はどうなっているのだろうか? 本当に困った、世界世間知らずの若旦那、国や国益と言う概念が希薄欠落したコスモポリタンか?それとも単なる無責任男である。 BRICsの思惑やブラジル活用の提言等、大変に参考になりました。 誠に有り難く、茲許にお礼と感謝を申し上げます。 ありがとうございました。
補足
各国の思惑や中国(中華思想)の意向分析まで教えて頂きありがとうございます。 多くの事物や訓えを伝授してくれた、歴史の古い偉大な国も、長い一党独裁の弊害からか(実質は技術・文化の鎖国政策)、環境への取り組み、省エネとGDPの同時振興に対しては、自己中・エゴな圧力団体&行進国に止まっている。 勿論、米国然り、EUも足並みは必ずしも揃っていない、アフリカや南米アジア諸国も過大なハンディキャップの要求と排出権を巡る商材利用を画策している。 統一ルールよりもローカルルール、様々なハンデキャップや免責事項を要求して、真の問題解決への取り組みを離れ、各国の思惑とエゴが、問題を複雑化し、削減を巡る駆け引きゲームにしてしまっている。 一方そんな中で、我らが→純真&メルヘンチックな鳩山君は、チャレンジ目標を世界に向けて高らかに発信、この指とまれって言ったのだが・・・ 誰も付いて来ない? 外交<国益のぶつかり合い、折衝&ネゴの世界>・現実&世間知らずだと、批判し言うは易いが、彼の姿勢・意欲は是である! ただ、言うだけでは困る→実行の可能性を高める政策、関係者への事前調整や発言後の説明説得や予算での支援仕掛けが、全く出来ていない不十分である。