宗教に洗脳されやすい人はもともと何らかの不安感や満たされない気持ちを持っていることが多いようです。
洗脳者はそこに付け込み(というと言葉が悪いですが)、洗脳される人はそういう不全感が満たされるような錯覚を覚えてその宗教にのめりこんでいくのではないでしょうか。
オウムや最近話題の白装束の方たちなどもそうですが、彼らのように集団生活をしていることがより強固な信仰心を形成させているように思えます。
洗脳の手法としては、オウムがそうだったように、男性には美人の女性が近づき、「あなたの幸せを願って」などと優しく思いやりある態度で接してきたり、
あるいは、死の恐怖を抱かせ不安状態にさせて、救われるためには信仰しかないと説く。
そして、今までの現実の生活から隔離して、宗教集団のみの生活にさせる。
今までの自分、生活様式、考え方すべてを徹底的に否定され、無力感に陥れる。
無力な自分でもその宗教の教祖、教えに救われると思わせる。
そして教祖に全面的に依存し、その教えだけが絶対になってしまう・・・ということのようです。
一般常識が通用しないのは、世間の常識というのは一度徹底的に否定されており、そこには何の希望も安らぎもないものであると。
某宗教ではポアされることになるんでしたっけ?
そういう恐怖心を持たせてるのですね。
信仰することによってのみ、死の恐怖から救われる。そこに依存しきっており、自分で判断する力を失っている状態なのだと思います。
その宗教団体の教えのみが唯一の拠り所であり生きる指針になっているのでしょう。
その教えの中でしか自分の生きていく価値が見出せない人にとって、教えを否定されることは自分自身を否定されることになり、それは認めることのできないことなのでしょう。
お礼
素晴らしいアドバイス有難う御座います。 確かに集団的行動や常識を覆すための根拠、何かに縋りたくなる心理的な状態は”恐怖心”がほとんどの部分を占めていると思います。 この恐怖心を取り除くために、宗教や団体に加入する可能性は全ての問題を繋ぐ要素であることを同感いたします。 恐怖心以外に何か考慮出来る要素がありますか?