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比率差動保護継電器の整定
比率差動継電器のタップ値について一次側タップの選定は、何を目標にセットするのでしょうか? 因みにデジタルリレーなので0.1Aステップで刻めるので比率自体は、 自由度があり不整合率は、調整が可能です。 もしかして励磁突入を考慮するのでしょうか?
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>一次側タップの選定は、何を目標にセットするのでしょうか? 一次側についてのみお尋ねですので、タップの計算自身はご存じと思います。 基本的には一次二次共に定格状態での継電器流入電流値に合わせた値に設定します。 >もしかして励磁突入を考慮するのでしょうか? その通りです。 通常比率差動継電器の要素としてHOC短絡検出要素が組み込まれています、継電器の機種にもよりますが、 一般的にはタップ値の8倍の電流で動作します。(7倍・6倍とか設定も出来ますが最大で8倍) ですから励磁突入電流値がタップ値の8倍を超えるようですと、一次遮断器投入と同時にHOC要素で遮断してしまいます。 この場合は一次側のタップ値を上げてやる必要があります。 不整合を少なくするため二次側タップも同じ割合で上げた方が良いです。 補足: 励磁突入電流のデータは正弦波の波高値で表しているケースが多いです、タップ値の方は実効値ですので 励磁突入電流÷(タップ値×√2)=8倍未満、で計算して下さい。 データが正弦波の実効値か最大値かに注意が必要です。
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- sou_tarou
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回答No.2
継電器の製造者 型式を教えてください。
質問者
お礼
すみません できれば型式は、あまり・・・
お礼
非常に判りやすいです。 有難う御座いました。 以上