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オオクワ幼虫の冬の温度と越冬準備について教えてください
- オオクワの越冬準備についてご教授頂きたいです。幼虫の冬の温度について知りたいです。
- 自然な温度で越冬させるか、冷やし虫家を使って菌糸を食べさせるか迷っています。
- 加温すると蛹化が早まる可能性があると聞きますが、それにはどんな弊害があるでしょうか?
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>この際、何度位が適温なのでしょうか? 「冷やし虫家」で温度管理をキチっとできるのであれば、下記のとおりをお勧めします。使わないともったいないです。幼虫も大喜びです。 一週間に一回温度設定を変えるだけですから簡単です。 11月末には、二本目のビンに移されましたでしょうか? オスは、1500ccに入れないと、温度管理をしても大型は期待できません。メスは800CCで大丈夫です。 10月と11月は24度で飼育します。22度は少し下げすぎですが、幼虫が冬を感じるには至ってないので、こっそり23度に上げて下記のとおり再スタートすれば大丈夫だと思います。「冷やし虫家」を使う場合の標準は以下のとおりになると思います。 12月初旬24度 12月7日23度 12月14日22度 12月21日21度 12月28日20度 1月4日19度(このあたりで幼虫に冬を感じさせながら、かつ餌も食わせます。) 1月14日~2月14日18度 2月22日20度(ここから春を感じさせます。) 3月1日22度 3月7日24度 3月14日26度 3月21日27度 これでたいていの幼虫は蛹化準備に入りますので、一番大きなオスが蛹になったら23度にします。この温度をキープして成虫にします。それに前後して、次々蛹になるのが出てきますが、無視します。もちろん無視といっても見殺しにするわけではありません。自然に成虫になります。 ひとつの小屋で飼育する以上、やはりVIPに焦点を当てざるを得ません。 最低のときに18度にするのは、低すぎるような気がしますが、こうするとセミ化が防げます。ここから27度まで持っていくとどんなに鈍感な幼虫でも蛹化スイッチが入ります。 最低が20~22度だと冬を感じ損なって、温度を上げても蛹にならない幼虫が出てきます。確かに餌の食いは良く、キノコも出なくて良いのですが、セミ化させては元も子もありません。また、幼虫がかわいそうです。8~9割くらいはセミ化してもよいから、必殺の巨大成虫を得るというなら別ですが・・・ 19度以下になると幼虫は餌を食べる量が減りますので、幼虫は、「今は冬だな・・」と感じていると推測できます。 それ以下でも冬眠するわけではなく13度以上では餌を食べるとの研究結果があります。また20度以下では蛹にならないという研究結果もあります。 そうすると、19度以下にして冬を感じさせるが、18度以下にはせずに、ある程度餌も食べさせて少しでも太らせる。 そして、20度以下をキープすれば蛹にはならないので、春先まで20度以上にはせず、夏に向けてかなり急激に温度を上げれば、蛹化スイッチがはいるというわけです。 ここで一点問題になるのは、キノコが生えてくるということです。 18度では頻繁にキノコが出てきますが、一日の温度の上下が激しいと、キノコがよく出てきますが、18度一定であれば、それほどでもありません。 プロのブリーダーでないのであれば、だいたい以上のように温度管理をすれば、そこそこの大型固体が出ると思います。 二本目に入れるときに30グラムを超えていればVIPと思うべきです。
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- TAC-TAB
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書き忘れましたが、必ず「温度計」を買って、VIPのビンの近くに置いて、実際の温度を監視してください。設定の誤差があるので注意してください。 VIP以外の幼虫は、多少、場所による温度ムラがあっても仕方がありません。
お礼
毎度毎度ありがとうございます、早速メモを取りました。 温度設定こまめに調整して行きます。