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卒業論文

経済学部経営学科の4年で、中国の脅威について研究しています。 私の仮説としては、 日本が部品を作って中国が組み立てる⇒中国が部品(ハイテク)も作るより世界に輸出するようになる⇒摩擦が増える ということが考えられるが、これは「情報化」によって変わるのではないか。 インフラが安く、人件費の安い中国が魅力で中国は世界の工場として発展してきたが、情報化が進むと、組み立てる必要がなくなる。発展途上国での組立は必要なくなり、ブランド価値(made in japan or chaina)が重視されるようになるのではないかと考えています。 これについての参考意見や資料などを求めています。

みんなの回答

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

経済学の卒論を読む側の人です。 #1の方はフィールドワーク以外を認めない主義のようですが、経済学の現場からいえばフィールドワーク以外のほうが重要だったりします。フィールドワークはフィールドワークで重要ですが、それは町を地上にいて調査するようなもので、全体像をつかむには俯瞰的な、上空からの視点が必要なのです。この意味で、たとえば統計的な手法が重要であったり、理論的な枠組みが必要だったりします。 また、論文には必ずと言っていいほど先行研究との比較や考察があり、その上での差異を明らかにする必要があります。その意味で、文献研究は絶対に必要不可欠なものです。 さて。 情報化が進むと途上国での組み立てが必要なくなるでしょうか? 例えばデルという企業がありますが、コンピュータという情報産業に属しています。この企業は、途上国(日本で販売されているのは主に東南アジア)での組み立てを行っています。 また、情報処理の面に関しても、アメリカの情報処理がインドで行われている事例を見ることができます。 したがって、情報化による影響が、質問者さんのいうような形では出ているようには思えません。 また、仮説について一点だけ。 > ブランド価値(made in japan or chaina)が重視されるようになるのではないか ここで言われているブランド価値は組み立て地のブランド価値であり、組み立てる必要がなくなるという前提と真っ向から矛盾するものです。 したがって、仮説が自己矛盾をしていますので、もう少し頑張りましょう、という評を下さざるを得ません。

  • east-with
  • ベストアンサー率41% (85/207)
回答No.1

 経済学や経営学は文献を挙げただけで論文になるかもしれないが、私なら評価しないというばかりか、学生の目の前で破き捨ててやるかもしれない。  その理由はいくつかあります。まず、現場調査のために中国に僅か3日でも行ったのですか?でも、本来の海外の現場調査は2週間が基本なのです。場合によってはそれ以上です。つまり、海外の企業視察は観光する時間が惜しいのです。つまり、2週間で中国の企業を訪問するスケージュールで普通は時間いっぱい埋まります。それも、出国する前に事前予約してから聞く内容も決めておく。さらに言えば、出国する日までに中国語を勉強して話せるようになる。それが大切です。つまり、現場で自分の目で調べてから書くべきでした。  つまり、あなたは机上の空論もしくは妄想や幻覚で論文を書く気ですか。例えば、アダム・スミスやマルクスの幽霊が憑依して書けるようになることをお祈り申し上げます。そんな事書くか!つまり、文献で物を言う姿勢は良くないという事だけです。あなたのゼミの方針や指導教員の方針が文献のみで書けるというのなら、私はこれ以上話す必要もない。議論する意味もない。  そのため、私の話に頷けるなら、最後まで読んでください。分からないとここで無視してくれて構いません。  まず、文献だけで中国経済を読むのは難しい。それは分かりますね。中国は急激に成長している市場なのです。ですから、調査法も文献よりは企業視察になるのです。  私が、アダム・スミスやマルクスの霊が憑依とか言いましたね。それは、文献から読んだ思い込み論文は、精神的な異常とは言わないが文章の脈拍が正常ではない書き方になり易い。それは、文体で他人がこう言うのだから正しいの一点張りである。つまり、頑固で取り扱いが難しい学生に思えてくるのだ。それよりも、自分でこういうのを足を調べましたの方が、私にとっては可愛く見えて多少間違っていても許せるのです。自分で調べただけ偉いからです。だから、現場調査した方がいいのです。  文献を読んでわかる事は理論なのです。理論とはある社会現象を抽象化したものです。だから、理論を書いた方は全体を理解してるので問題ないが、素人が読むと数式や理屈だけ覚えて現場を無視する。あなたが知ってる理論は、所詮誰も知っている。いや、言葉や用語が分からなくても実感のある考えです。だから、あなたも4年間で経営学が分かったのです。そんなの偉いですか。ホントは偉くないです。自分で問いを建てられなかったでしょう。教員のアドバイスを聞いてテーマを決めた。だから、半人前なんです。一人前は自分で問題を立てて、実現可能性も分かり、研究法も理解して、論文も適切に書けることです。あなたの指導教員は一流の研究者、つまり自分で研究できる。あなたは自分一人では研究できないアマチェア。  プロなら自分で調べますよ。文献なんか読んでいる時間もない。インタビューや海外視察などで大変です。そして、成果をまとめて論文を書くわけです。つまり、文献は誰でも調べたが分かる。だって、本は同じ事しか書いていない。あなたの教科書と友達の教科書も同じですね。しかし、現場調査は訪問企業の社員の説明により、大きくデーターが変わる。だから、独自調査です。  今更、中国に行けばは無理です。残り1カ月で論文本提出で、論文を書く時間がなくなりますね。だったら、日本の電気機械会社や家電会社に取材に行きなさい。例えば、日立やシャープやパナソニックやソニーの担当者に直接聞いてきなさい。  あなたの「仮説」とは何ですか。理論と現場を行き来して仮説が立てられる。それにピンとしないといけない。元一橋大学教授伊丹敬之氏の「創造的論文の書き方」(有斐閣)の一文です。あなたは経営学を学んだのに、第一人者の伊丹氏の事を知らなかった。それは、経済学や経営学を研究するのに見本になる人を知らないのに等しいのです。初学者は彼に学ぶのも一つの勉強になります。3つの証拠(データー・論理・厚い記述)も理解しましょう。大学図書館で二週間借りて勉強するも良し、実際に購入するのも良しです。  でも、私の実証不足の問題提示なら話しますが。  質問者の仮説「日本が部品を作って中国が組み立てる⇒中国が部品(ハイテク)も作るより世界に輸出するようになる⇒摩擦が増える ということが考えられるが、これは「情報化」によって変わるのではないか。」で、私が理解できないあるいは疑う個所。  「日本が部品を作り中国が組み立てる」→日本は資源のない国なので発展途上国のようにできない。日本が部品を作るというよりマレーシアやタイやインドネシアなど東南アジアの発展途上国の部品製造がそのまま、日本に経由せず中国に流通するのでは?日本は90年代以降に部品製造技術を海外移転して海外法人で生産する流れになった。そのため、日本の大手会社(三洋電機)なんかは海外製造ではなかろうかと思う(要、確認の事)。つまり、日本企業の海外生産法人が、日本に輸出せず、独立して中国に輸出するのでは?  「これは「情報化」によって変わるのではないか。」→情報化というのは何か分かりますか?日本は現在は情報化社会ですよ。あなたは90年代で記憶が終わっているのか。今の情報化社会で、中国もある程度都市と山間部で開発度は違うが都市部では情報化しているのではないか?仮説にミスがあるように思う。だから、前提が大間違いだと思います。  「インフラが安く、人件費の安い中国が魅力で中国は世界の工場として発展してきたが、情報化が進むと、組み立てる必要がなくなる。発展途上国での組立は必要なくなり、ブランド価値(made in japan or chaina)が重視されるようになるのではないかと考えています。」→中国に海外が製造法人を設立した過程は正解だと思う。ただ、前述したとおり「情報化」は不適切で「中国市場の高度成長」という言葉なら辻褄が合うと思う。最後の、中国もブランド価値が重視されるという予想は的を突いて大当たりではないかと思います。  つまり、批判ができるだけあなたの仮説は良いのです。ただ、私のようなあなたより年上の人間の方が、記憶力には負けても、想像力や改善策を立てるのが上手いのです。

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