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T検定について
P<0.05の場合、有意差ありなしを判断はできるが、 P値がゼロに近ければ近いからといって、最も有意差が あるとはいえないと聞いたことがあります。 P<0.05の中でも最も有意差があるのはどれかを知りたい (有意差のある順位をつけたい)場合、t値の絶対値が 大きければ大きいほど有意差があると断定しても良いのでしょうか? また、P<0.05のP値とは、片側検定と両側検定の どちらを利用したものなのでしょうか? 意味不明な文章ですが、回答の程よろしくお願い致します
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最近見ていないので、回答が遅れました。 >有意差が最もあるとは いえないということですが、最も有意差があるのは (1)(2)(3)のどれかをしりたい場合どうすれば良いのですか? それとも、t検定においては、有意差があるかなしかを 判定するだけで、一番有意差があるのはどれかというのは 求める事はできないのでしょうか? 求めることはできません。というより、求めることは意味がないの(無駄な努力)です。 Pの価が小さいほど大きな意味があるように勘違いされるのですが、<0.05と<0.0001でも、統計学的には「有意差が有る」と判定されるだけで、価値は同じです。繰り返しになるかもしれませんが、有意差を計算する目的は、有意差の有無の判定が目的です。その場合、0.05でも0.01でも有ると判定するわけで、仮に0.00001であろうとも価値は同じなのです。 有意差は、有無だけで、大小はありません。「有意差が有る」とは表現しますが、「有意差が大きい」との言い方はできないのです(大きい、と書いた本は無いハズです)。ですから、『大きければ大きいほど』と考えるのは誤りでしょう。 なさりたいことは、t検定では不可能で、F検定ならできるかもしれません。具体的な例があれば書いて頂ければ、もう少し説明できるかも・・・。
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- kgu-2
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ご質問の意図と違っているかもしれませんが、 t検定は、2つの群の平均値に差があるか否かを検定しています。t値と自由度から計算するpの価は、「平均値に差がある」と判断した場合、その判断が誤っている危険率を示しています。 通常、p<0.05またはp<0.01で判断します。すなわち、0.05=1/20ですから、20回に一回は、本当は二つの群に差が無いかもしれないが、それは目をつぶりましょう、ということです。厳しい人は、0.01すなわち、判断の過ちは、100回に1回しか認めません、ということもあります、と言うことです。 p<0.000001と小さい価を書く人がいますが、p<0.01と実際は差はありません。 P<0.01でも、p<0.000001であっても、二つの群の平均値そのものは同じですから、その差が拡大するわけではありません。繰り返しになりますが、p値は、差があると判断すべきかどうかの材料になるだけです。 二つの群をAとBとするとき、Aに対してBの平均値が多くなるか小さくなるか分からない場、両側検定を使います。 Aに対して大きい(または小さくい)か否かの検定は、片側でOKです。例えば、Bには成長ホルモンを投与すれば、大きくなることだけが予想される場合です。この場合も、両側検定をしてもOKなので、面倒なことを考えたくなければ両側を使います。一般的には、こちらの人が多いのです。 片側で良いときに、両側を使うと、有意差がでにくくなるので、有意差無し、と判断してしまう危険性が潜んでいます。
補足
先日は、回答して頂き、ありがとうございました。 すみませんが、またまたご質問がございます。 <例> (1) p=0.036 t=-1.976 (2) p=0.007 t=2.819 (3) p=0.001 t=3.401 (4) p=0.453 t=1.107 上記の場合、p<0.05は有意差ありということで、 (1)(2)(3)は有意差があり、(4)は有意差がないと 考えられます。 あくまでpというのは0.05以下の時有意差があり、 pがゼロに近ければ近いほど、有意差が最もあるとは いえないということですが、最も有意差があるのは (1)(2)(3)のどれかをしりたい場合どうすれば良いのですか? それとも、t検定においては、有意差があるかなしかを 判定するだけで、一番有意差があるのはどれかというのは 求める事はできないのでしょうか? 何度も申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い 致します。
- Freeuser
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有意差の区間推定をしてみてはどうでしょう? P値は片側検定を利用しているとおもいます。 うろおぼえの知識のさらに断片ですみません。
お礼
大変お久しぶりでございます。 統計学のことなど、さっぱり分からないこんな人間に 分かり易く説明して頂き、誠にありがとうございました。 しかも、お礼を申し上げるのも遅れてしまい申し訳 ございませんでした。 貴方様のおかげで何とか壁を乗り越えられそうです。 重ね重ねありがとうございました。