Ａ級戦犯は誰だ？

質問

皆さんこんにちは。

先日このカテで僕の地元の松山三四三航空隊の、源田大佐の事で
質問させていただきました。
僕の読んだ本では、源田大佐の評価は高いものでしたので、かなり
の功績を積んでいらっしゃると思い、質問させていただきました。
しかし、皆さんの評価は僕の予想とは反し、源田大佐はまったく
評判がよくないようです。
まるで日本人が決めるＡ級戦犯のような感じです。
あらためて自分の無知さかげんに嫌気がさしました。

そこで質問ですが、彼のように評判がよくなく、日本人が決めれば
Ａ級戦犯になりそうな人は、他に誰かいらっしゃいますか？
ちなみに、トルーマンとかスターリンは日本人ではありませんので、
日本人のみに絞ってください。

よろしくお願いいたします。

回答No.4

mk57pvls · ベストアンサー

こんにちは

ここで言われている"Ａ級"は、極東国際軍事裁判所条例第五条（イ）項、つまり平和に
対する罪を問うべき者、ではないですよね？（多分）。 どちらかと言えば指揮官、ある
いは軍人として"無能"な（結果 日本の敗戦に寄与(?)してしまった）人、と解釈して
回答いたします。

まず、誰がどう見ても文句のつけようがないくらい"無能"で、彼が下した決断や、自身が
とった行動により多くの人命が無駄に失われ、戦術的にも決定的にまずい局面を生み出し
てしまった人、と言えば・・・。

冨永恭次（帝国陸軍中将/陸軍次官 第139師団長<陸士25期、陸大35期>）
まずこの人でしょうね。

事実上の陸軍航空特攻部隊の生みの親でありながら、最前線でもあるフィリピンで戦局不利
とみるや いちもくさんに逃げ出す（敵前逃亡）、しかも多量の酒と女（芸者さん）をその
逃避行に同行させるという信じ難い行状。
その後 病気と偽り国内で十分に療養をし、陸軍中央からは、ほとんどお咎めもないまま
"予備役編入" という経歴です。

最後には 再び現役に呼び戻され、満州に司令官（139師団長）として赴任し、ソ連軍に降伏
後、約10年のシベリア抑留生活を経験したと言うものの、他の俗に言われる「愚将」達
（牟田口廉也、木村兵太郎など）は、概ね戦後にはなんらかの調べや裁きを受けている
のに、この人だけは当時の陸軍も含め、どこからも何も処分をされていない稀有な存在です。

また、彼は戦後は戦中のことは一切表に出さず、おまけに何故だか彼に関して書いてある
書籍もほとんど無いため、陸士、陸大卒のエリートであった彼が、いったいどういうつもり
でそんな無茶な事をしでかしたのか？ は 未だに謎のままです。

あと、先の質問で源田実元大佐について さんざん"悪評だった"との事ですが、確かに
彼は海軍在籍当時から極端な思考と派手な言動をする"問題児"であり、海軍特攻の創設
にも深く関与した割には、戦後あまり反省めいた言動は少なく、ご自身の責任をどの
ように感じていらっしゃったのか、についてはいまいち納得できない部分は感じます。
しかしながら、だからと言って軍人としての能力が低かったとも断定できないと思い
ますし、少なくとも前述の富永元中将のように「あんたいないほうが良かったよ」と
いう類の人ではないように思います。

お礼

回答ありがとうございます。

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やっと、富永さんもでてきました。

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回答No.7

PENPENMAKKY

単独Ａ級戦犯（正確にはイ項戦犯）は日本にはいません。強いてあげるならば広田弘毅と近衛文麿です。世論に流されて中国での戦争を拡大した張本人です。

お礼

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回答No.6

469437

東京裁判におけるＡ級戦犯に該当する行為を犯した日本人は存在しません。

戦争下手が犯罪なら、会社を倒産させた経営者・幹部も犯罪者になってしまいます。

お礼

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回答No.5

hinode11

私は日本人ですから、あの戦争で負けたから、国家の指導的立場にあった日本人の敗戦責任を問います（戦争に負けなければ敗戦責任を問いません）。

次に挙げる人がＡ級の敗戦責任者です。
(1)近衛文麿
(2)広田弘毅
(3)風見章
(4)松岡洋右
(5)緒方竹虎
(6)尾崎秀実
(7)田中慎次郎
(8)伏見宮博恭
(9)永野修身
(10)米内光政
(11)山本五十六
(12)寺内寿一
(13)武藤章
(14)東條英機

お礼

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回答No.3

?橋 昌也（@fudousin）

太平洋戦争を始めたということで言えば、掃いて捨てるほどいるけれど＾＾

基本的にあの戦争は歴史的な必然です。

Ａ級戦犯は、勝海舟と福沢諭吉でしょう。

富国強兵によって大海軍をつくり、アジアの大同団結のもと列強の侵略を排除するという国家ビジョンは勝をもって始まります。

福沢諭吉は「脱亜入欧」を唱え、欧米式の帝国主義的植民地政策を国是とする世論を成立させました。

明治という国家の成立そのものが、欧米列強との対決に向かっての設計図でつくられていますので、必然なのですよ。

お礼

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面白い見解ですね。

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回答No.2

tadagenji

昭和元年から16年までの間、選挙権を持ってた日本国民。
理由：　彼らが選らんが国会議員がシビリアンコントールして支那事変から太平洋戦争まで行ってしまった。

特定の個人を狙上にあげるのは、歴史の研究をするのならば自由であるが、当時の世論を後ろに行動した結果だと思っています。
大恐慌の後、景気がよくなっていき、S16年以後のような暗さはないような文献が多い。

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回答No.1

風車の 弥七（@t87300）

昭和天皇・・・戦争の詔勅を出した張本人
近衛文麿・・・無能な首相、いなかったら歴史が変わっていたかも。
山本五十六・・源田実の戦闘機無用論を実践した凡将。

お礼

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