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帝国海軍の制裁
今、海軍のことをいろいろ調べていますが、 制裁の酷さは目に余ります。 軍隊ですから厳しいのは当たり前ですが、 やりすぎだと思います。 失神するまで尻を叩き、本当に失神したら、 水をぶっかけて制裁を再開 気合を入れるとか軍隊の厳しさを教えてやるというものではなく 恣意的な鬱憤晴らしか陰惨ないじめにしか見えません。 確かバッターといったと思いますが、 なぜこんなことがおこなわれていたのでしょう?
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「なぜこんなことがおこなわれていたのでしょうか」というご質問ですが、ちゃんとした理由があれば行う、理由が無ければ行わないという環境ではありません。 またご質問では、これが帝国海軍に限られているように書いてありますが。アメリカの Marine Corps いわゆる海兵隊、ロシアの軍隊(ソ連の後でも)などで、初年兵の締め付けの行き過ぎから死亡事故が毎年起こっていることも全体像を把握するのに必要かと思います。 また一人が何かをするとグループ全体が処罰を受けた例がよく挙げられますが。一人の不注意が全体に影響を及ぼすことを教えるためでした。例えば、灯火管制が敷かれている時一人が煙草に火をつけ、それで敵に味方の位置が知られて一部隊が全滅する、こう言った事態を防ぐため、個人の集合体ではないことを明確にする目的がありました。 このようなイニシエーションの儀式は軍隊に限りません。例えば、アメリカの大学のフラターニティーやソロリティーでは、新入生が入学すると hazing という、儀式があり、生きている金魚を飲まされたり、生のレバーを呑み込まされたり、一気飲みを強要されたりします。死に至る例も少なくありません。 だからバッタ、正式には「海軍精神注入棒」略して「直心棒」の様な儀式は、その過程を経た者が、次に行うという形で、くりかえされたものと思います。 恣意的な鬱憤晴らしか陰惨ないじめにしか見えないのは、ご自由ですが情報源をもう少し拡張されるともっと説得力があると思います。
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- k16399638
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漫談です。 大きな軍艦ほど、制裁はすごかったといいます。「鬼の山城、蛇の長門」「首を吊ろうか、霧島いこか」という言葉があったほどです。 小さい軍艦、駆逐艦や潜水艦だと、所帯が小さいのでみなが仲よくなる傾向があったそうです。 軍艦はちょっとしたミスが命取りになり、全員が危なくなる物なので、乗員に緊張状態を維持させるために、この様なことがあった、とも言います。また、この制裁でケガをさせたら、制裁をしたほうが悪者扱いとなります。 実際、戦艦金剛は潜水艦の雷撃で沈んだのですが、その時も魚雷を受けてから、1000人以上が2分半で総員戦闘配置完了し、排水作業に入っています。
お礼
戦艦や空母、巡洋艦はほんとうに凄かったみたいですね。 駆逐艦や潜水艦は爆弾やヘッジホッグ一発喰らえば終わりで 一蓮托生のような面もあったのですね。
- putidenny
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戦争の本を読んだり、戦争から帰ってきた人の話を聞くと、 制裁のためだけでなく、気合いを入れるという目的のために 殴るという行為は日常的に行われていたようです。 逆に殴る立場の尉官などになると、数百人の兵隊を一人で全 員殴らなければならず、髭面などのため手を怪我することも 有ったそうです。 実際には殴る方も殴られる方も痛くない殴り方があっていい 音をさせて殴る人は痛くないということでした。 今の人は信じられないかもしれませんが、昭和40年代頃は 高校の授業でも宿題を忘れてきた生徒を殴る先生がいました。 「お嬢、立て」と言って、次に「眼鏡を外せ」と言ってから、 実際に一発殴りました。その先生が担当したクラスの英語の 成績が校内で抜群によかったことは言うまでもありません。 誰も文句を言わない時代でした。
お礼
今、生徒を殴れば大変なことになりますね。 殴ればよいというものではないとも思いますが、 先生の威厳は微塵もないですね・・・
- tanuki4u
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イギリス海軍の伝統を導入したから。 イギリス海軍では、将校は志願ですが、水兵は 「港のそこらにブラブラしているやつを、拉致して働かせる」 ってな事もあるくらいでした。 で、常に水兵の反乱の可能性があったので、日頃から「痛い目に遭わせる」というのが、イギリス海軍の(少なくとも、19世紀半ばでの)基本。
お礼
水平の叛乱を抑えるためだった理由もあったのですね。 ありがとうございます。
お礼
そうですね。もう少し調べて考えてみたいと思います。