インデックス型投信の長期保有はメリットがあるのか?
インデックス型投信をやっています。
たまたま、日経平均が底値の時に始めたため、現在で始めてから1年が経過して30~40%のプラスになっています。
始めて以来の日経平均と基準価額を細かく分析してみたところ、見事なまでに平行な折れ線になりました。
日経平均が上がれば上がっただけ基準価額も上がり、
下がれば下がっただけ基準価額も下がっています。
この1年、分配金は一度も出ていません。
そのため、総資産も日経平均と完全に同じ動きをしています。
1年前に投信を勉強したときは、
経済とは小さなアップダウンを繰り返しながら、長期で見ると右肩上がりになる傾向にあるので、長期保有することでメリットが生じる、長期で複利を重ねていくと大きく増える、
という基本を学んだのですが、
これまでの基準価額変動の傾向を見ると、利回りとか複利効果とか関係なく、結果的に引き揚げるときの日経平均が幾らになっているか、だけの問題であるように思えてきました。
そして、5%/年程度の利回りを期待して始めたものの、それを30年も継続するには、始めたときの日経平均が7,000円だったとして、30年後には29,000円くらいまで上がっていてくれないといけない、ということで、そんなことはとても無理なのではないか、と思われます。
日経平均は、大不況や異常景気のアップダウンはあれど、通常時は10,000~12,000円前後を行ったり来たりするものなのではないでしょうか?
(先のことは誰にも分からない、というのは理解しています。常識的な捉え方として、何百年後に何十万円になっているとは考えられない、という意味で。)
とすると、今は30~40%/年であっても、年を重ねるにつれてどんどん利回りは下がってきて、30年後の基準価額が変わらなかったら利回り2%程度になってしまい、定期預金の方が良かった、ということになるような気がしてなりません。
私のこの理解のしかた、どこか間違っているんでしょうか?
お礼
ありがとうございました。