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夏目漱石の「智に働けば・・・

「智に働けば角が立つ、情に竿刺せば流される」 「智に働けば角が立つ」は、何となくイメージ出来るのですが、 「情に竿刺せば流される」の「竿」が何で登場するのかが分らない。 「情に竿刺せば」は、どんなイメージで捉えたら良いのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • zephyrus
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回答No.1

小さな舟で竿をあやつるとき、突っぱねるのでなく、水の流れに添うようにして舟を進めることを「さおさす」と言います。 周囲や相手の情の流れに従い調子をあわせていると、思わぬところへ流されてしまいがちなものである、と言っているのです。

hata333
質問者

お礼

ありがとうございました。また、お願いします^^

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noname#104693
noname#104693
回答No.4

こんにちは、 「棹さす」の誤植では? 新潮文庫では、「棹さす」になっていますよ。 さおさ・す[さを―] 【▼棹さす】 _______大辞林の引用________________ 動サ五[四]) [1] さおを使って舟を押し進める。 ・ 流れに―・す [2] 時勢・流行にうまくのる。 ・ 時勢に―・す 〔可能〕 さおさせる _____________________________ 要するに、「情の流れにのれば流される」という事です。

noname#101110
noname#101110
回答No.3

>「情に竿刺せば流される」 さおさせば=小船で移動すれば 人間関係が複雑に絡まりあう人間社会の中で生活すれば(小船で乗り出せば)、どうしてもあっちこっちの情(なさけ、情念、人間同士の感情の動き、かかわり)に囚われてしまってコントロールが思うようにならないものだ、という人生の機微を多少の苦味をこめて言っているのでしょう。

回答No.2

 情、人の間のなさけ(情け じょう)。  流れるものという観念ですね。  竿と櫓。どちらも和舟(わぶね)で操作します。  江戸びとの大川(隅田川)、荒川、中川と川の縁に生まれそだってきましたが、櫓は竿より優しい。  竿は流れも、深さも、底が土か、砂利か。そして風も予定にいれてやる。  流れに逆らうのは難しいです。岸をあまり離れて流れが強いところも難しい。  ぐぃっと入れて、ぐぅっと踏ん張るのだが、情に逆らうとそう思うようにいかない。  竿がさせないで、流される。  人生や人間関係でも同じですかね、未熟を経験しておりますので、経験にチェック。

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