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アセトンについて
どうしてアセトンは水に溶けるのですか?
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これを、水の求核付加、といいますが、 アルデヒドや、アセトンなどのケトンは、 水と求核付加という反応をして、 アセトン水和物というものになります。 なぜこうなるのか、というと、 水などの水酸化物イオンが、カルボニル基(C=O)にくっついて、 まず、アルコキシドイオン中間体、というものになります。 次に、このアルコキシドイオンは塩基性なのですが、 これが、水からプロトン(H+)を引き抜いて、 アセトン水和物になります。 この反応は、可逆なので、逆の反応も常に起こります。 アセトンの水溶液は、 0.1%のアセトン水和物(gem-ジオール)と、 99.9%のケトンから、成っています。
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- kikero
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回答No.1
カルボニル基(>CO)が在るからです。 この酸素原子と水の水素原子が相互作用し、混ざります。 又、残りのアルキル基がメチル(CH3-)と小さいのも水への溶解性に重要です。 MIBK(Methyl iso-Butyl Ketone)の様に長目のアルキル基だと、水への溶解性が低下します。
お礼
詳しく説明してくださってありがとうございました。