- 締切済み
チロキシンのフィードバックについて
大学受験のある模擬試験問題なのですが、甲状腺刺激ホルモンの変化とチロキシンの変化を表すグラフ(縦軸:血中濃度、横軸:時間)をそれぞれ選ぶ問題がありました。同じ時間(0~8時間)で、甲状腺刺激ホルモンは2時間まで増え続けてその後減っていったのに対し、チロキシンは8時間までずっと増え続けていました。チロキシンの濃度が増えると負のフィードバックによって甲状腺刺激ホルモンが減り、それによってチロキシンの濃度が減ると考えたのですが、甲状腺刺激ホルモンが減ってもチロキシンの濃度は増えるのでしょうか。 消去法で正解することはできたのですが、負のフィードバックについてこんがらがってしまいました。回答よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- wacky4
- ベストアンサー率43% (17/39)
甲状腺のろ胞細胞が,甲状腺刺激ホルモンによって刺激されてから,新たなチロキシンの合成と分泌を行うからだと思います。チロキシンの合成と分泌を速やかに停止させるしくみはなく,速やかに停止させる必要もないのでしょう。問題のグラフの例では,甲状腺刺激ホルモンの刺激でろ胞細胞のチロキシン合成と分泌が8時間以上続いたと考えるとよいのではないでしょうか。そして,チロキシンによる負のフィードバックにより2時間後に起こる甲状腺刺激ホルモン減少の効果が8時間よりも後に現れ始めるということではないでしょうか。
- re-qui-em
- ベストアンサー率33% (2/6)
前の回答者の方もおっしゃっていますが、フィードバックの考え方については問題無いと思います この問題の考え方ですが、甲状腺刺激ホルモンの分泌は止まってもしばらくの間は血中に存在し甲状腺に作用するということを考慮すればいいのではないでしょうか? ホルモンはごく微量でも強い働きをするため、たとえ抑制ホルモンにより分泌は止まったとしても、すでに分泌された量だけでも十二分の働きをした…というのが私の考えです 抑制ホルモンは分泌を止めるだけで、働きを阻害する訳では無いので…
- happy2bhardcore
- ベストアンサー率33% (578/1721)
フィードバック機構とその作用については、考え方は合っていますよ。 問題文に何らかの見落としがあるのでは?(バセドウ病とか)
お礼
バセドウ病の記述はありませんでした。 回答ありがとうございました。
お礼
そうですね。このように考えるとしっくりきます。 回答ありがとうございました。