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生物Iについて

センター試験過去問をやっていて気になったところがあったので質問します。 ネズミの脳下垂体を除去すると甲状腺が萎縮すると書いてありました。 ここで、 (1)甲状腺刺激ホルモンがないと甲状腺は機能しないのでしょうか? また、 (2)副腎皮質についてはどうでしょうか(脳下垂体を除去したら萎縮するのか、副腎皮質刺激ホルモンがないと機能しないのか)? (3)機能しなくなるとしたら、血糖量の減少にともなう糖質コルチコイドの副腎皮質へのフィードバックの効果はなくなるということですか? 回答お願いします。

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  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

どなたも回答を寄せないようですので化石のような知識ですが… 脳下垂体は各内分泌腺を刺激ホルモンを分泌することで各内分泌腺が放出するホルモン量をコントロールしています。例えば甲状腺に関しては以下のような関係になっています。 視床下部→(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン?)→脳下垂体前葉→(甲状腺刺激ホルモン)→甲状腺→チロキシン【フィードバック】 (1)甲状腺刺激ホルモンが無くなると当然甲状腺は働きませんから萎縮します。 (2)甲状腺と同じに甲状腺を副腎皮質に換えただけで同じ結果で萎縮します。ただし、副腎皮質は多数のホルモンを分泌します細胞がありますから全ての分泌細胞が無くなるかどうかは知りません。 (3)血糖量の調節に関して糖質コルチコイドのフィードバックは無くなります。しかし、血糖値は他のホルモンの支配も受けていますから低血糖になることはないのではないかなと思います。 ホルモン剤は医師の指示に従って厳密に服用することが必要ですが、多量に服用すると上記のような各種の内分泌腺を萎縮させ自らでホルモンを分泌出来なくなることも理由の一つです。

amgm0089
質問者

お礼

とてもスッキリしました! 非常にご丁寧な解説をありがとうございました。

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