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民俗学に詳しい方お願いします。

人形を使った風習で有名なものといえばどんなものがありますか? 例えば、亡くなった人間の代わりに人形を作り それを使って何らかの供養を行うという感じの風習が どこかにあったと思うんですけど……。 私は漠然としたことしか覚えてなくて……。 具体的な儀式名や どの地方で見られる風習なのかも教えてくださると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nemosan
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回答No.5
dordotto
質問者

お礼

津軽にこんな風習があったんですね。 なんだか小説にありそうな寂しげな習わしですが 私のリクエストとピッタリなものを教えてくださって感謝です。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.6

人形供養。 女の子が死んだあと、大事にしていた人形を、お寺に預けて供養して貰う人形供養があります。 人形寺と言われる京都の本鏡寺が有名ですが、全国で同じようなお寺があります。 昔からのものかは知りません。 呪の藁人形(丑の刻参り)。   昔からのもの。 深夜の丑の刻(白衣装でとも言う)、神社の木に憎い人に見立てた藁人形を、五寸釘で打ち付けて呪うという、怖い風習。    今でも極まれにあったと言います。 人形祭り。 各地でいろいろあるようですが、ここでは珍しいものとして、鹿児島近辺で行われる、「弥五郎どん」を挙げます。    11月3日ギョロ目の巨大な人形が街中を練り歩くものです。    一揆の首領として死んだ男の慰霊です。

dordotto
質問者

お礼

色々ありがとうございます。 無機物である人形を人と見立てる所が共通していますね。 情報手段を持たない昔の人が全国で同じような習わしを 持っていたということも見逃せません。 回答ありがとうございました。

noname#163492
noname#163492
回答No.4

No.3です。 返礼をありがとうございます。 >一種の自己投影ですよね。 たぶん、人形を流すというのは自己投影というよりも 生贄に近いのではと思っています。 人柱という習慣が近年までありました。 過去には殉死という習慣があり、高貴の身分の人が死ぬと 大勢の人が殺されて一緒に葬られたようです。 魏志倭人伝に登場する卑弥呼が死んだときにもそういったことが行われました。 『日本書紀』垂仁天皇巻に、 野見宿禰が「殉埋」に反対し、土師三百人を率いて埴輪を作ったと記されています。 埴輪は殉死者のみがわりの人形というわけです。 http://homepage1.nifty.com/miuras-tiger/junshi-to-haniwa.html 余談となり、失礼しました。 >亡くなった人間の代わりに人形を作り それを使って何らかの供養を行うという感じの風習 というのは興味深いですね。

dordotto
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 生贄の代わりに埴輪ですか。 私が探している風習と順序は逆ですが どこかで繋がるような繋がらないような… ただ、埴輪の風習から派生してその風習が生まれた ということもありえなくないですよね。色々考察できそうです。 回答ありがとうございました。

noname#163492
noname#163492
回答No.3

●大祓 6月晦日と12月晦日に人形(ひとがた)に息をふきかけて自らの穢れを人形に移し、川や海に流すという風習が平安時代くらいからあります。 雛流しなどもこれの一種ですね。 http://www.kamigamojinja.jp/news/2006/nagoshi.html ●天児(あまがつ)・這子(ほうこ) 子供のみがわり人形・魔よけであったと考えられます。 http://www.kougetsu.co.jp/hinamatsuri/amagatu.html ●案山子 案山子はクエヒコという神様だそうです。 http://ameblo.jp/torajirou17/entry-10175173468.html ●藁人形 >亡くなった人間の代わりに人形を作り それを使って何らかの供養を行うという感じの風習 いずれも該当しないですかね・・・すいません。

dordotto
質問者

お礼

いえいえ、こちらこそすいません。 私もうろ覚えなのでそれが本当にあったのか……。 もしかしたら小説だったかも……。 >自らの穢れを人形に移し、川や海に流すという風習 一種の自己投影ですよね。 昔からそういう習慣があったということにすごく興味があります。 また自分でも調べてみます。 回答ありがとうございました。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.2

 東北地方に多いこけし人形。  子消し:生まれた子供が育てられないので、親が間引いた。その霊を慰めるために(親の後ろめたさをなくすために)、「こけし」を作って、祀った。

dordotto
質問者

お礼

ちょっとびっくりしました。 「こけし」ってそういう語源だったんですね 興味深いような怖いような…… 回答ありがとうございました。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.1

思いついた例を2つほど。 雛祭りの祖形とされる流し雛の風習は全国各地に見られるようです。 ■各地の流し雛  http://www.hinamatsuri-kodomonohi.com/nagasihina.html 東日本に広く分布する民間信仰に人形道祖神というものがありますが, とくに秋田では今も多様な人形道祖神を目にすることができるようです。 ■秋田人形道祖神(民俗信仰)  http://www.geocities.jp/akitasaisei/ninngyou.html

dordotto
質問者

お礼

そういえばひな祭りほどメジャーなものはないですよね。 盲点でしたけど、それに別の起源があるとは知りませんでした。 あと、人形は人の代わりだけではなく神様を象ったものという例もあるんですね。 回答ありがとうございました。