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修飾句のかかりかたについて
- 修飾句のかかりかたについての質問です。
- Correlations in the range encountered in these studies would have resulted in uniformly high levels of A score.
- the members~ のようにthe+複数形のときは「(複数の)メンバーが一人ずつ~した」のような意味合いになって、members~のときは「(複数の)メンバーが一度に(全員で)~した」という意味合いにとればよいのでしょうか?
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昨日、自分のアカウントをチェックしておらず、補足のご質問に気付きませんでした。回答が遅くなってしまい、すみません。 > ところで、「Correlations in the range > encountered in these studies」が主部で、 > 「would have resulted」が述部ですよね? その通りです。 > 主部は正しくて、「resulted in uniformly > low levels of A score」が仮定か推測(実際は > どうだか分からないけど、もしかしたらこういう > 結果だったかも知れない)になっているという > 考え方もできますか? それは、ありえます。emi31のご推測が正しいとしたら、その方が自然な解釈だと思われます。 > the members~ のようにthe+複数形のときは > 「(複数の)メンバーが一人ずつ~した」のような > 意味合いになって、members~のときは「(複数の) > メンバーが一度に(全員で)~した」という意味合い > にとればよいのでしょうか? この点については、前回の回答から漏れてましたね。忘れてました。 さて、定冠詞(the)にはご指摘いただいたような機能はありません(「一人ずつ~した」という意味を表そうとした場合は、いくつかの表現が可能だと思いますが、eachあたりを使う<単数扱い>のが一般的でしょう)。 定冠詞theの基本的な機能は、「既出」「限定」です。前者は、それ以前に叙述された内容を受けて「その~」とするもの。後者は、文脈上明らかに誤解なく特定できるものにつけるものです。いずれも、一定の人なりものに「特定」しているところがポイントです。これに対し、不定冠詞(a/an)つきまたは定冠詞なしの複数形の場合は、何ら特定されるよすがはなく一般的にな人なりものということになります。 したがって、ご質問のthe membersの場合は、その論述の前に特定の会員制度などに説明があって「そのメンバーが~した」と言っている可能性があります。あるいは仮にそうした説明がないにせよここで言及されている話題に限ったメンバーの話として語られているはずです。 他方、単にmembersの場合は、何らの特定がありません。メンバーであれば誰でもいい訳です。 定冠詞・不定冠詞は、日本語にない概念ですから、理解するのがちょっと難しいのですね。 > 前の部分に、「これらの研究ではCorrelationが > あまりない」という記述があります。「Correlations > in the range」はこの記述を指していて、無いなりの > Correlationの範囲を指しているみたいです。 そうでしたか。そうだとすると、前回問題になっていた「encounteredが修飾句としてかかる名詞(句)」は、the rangeかもしれません。rangeに定冠詞theがついているのは、「これらの研究で発生した」限りの「範囲」を示しているということだと思います。 以上を踏まえ再翻訳すると、以下のとおりになります。 「これらの研究において偶発した範囲内での相互の関係の結果、一様にA評点の低水準(※)を出す結果に落ち着いていたかもしれない。」 ※ 仮にA scoreというのが「低水準」と見なされるべきものであれば、「A評点という低水準」と解釈すべきかもしれません。
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- MicciHay
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> encounteredは修飾句としてCorrelationsと > the rangeのどちらにかかるのでしょうか? まず、文法的な議論として言えば、どちらの可能性も考えられます(正確には、「Correlations in the range」と「the range」のいずれもの可能性がある、というべきでしょうが)。修飾句を後から後から足して説明していく英語ではこのような、「どこにかかる?」という問題はしばしば発生します。正当な解釈のためには、使われている語句からある程度わかる場合もありますが、基本的には前後関係(文脈)がわかって初めて正確な判断がつくことが多いとお考えください(従いまして、本件についても、前後の文章を示していただければと考えています)。 ただ、あくまでもここで与えられた限りの情報で考えれば、encounteredの被修飾語句は「Correlations in the range」になりそうな気がします。encounterというのは、「予期・想定せずに(しばしば望ましくないものに)直面する」という意味ですが、こうして直面する対象としては、こちらの方がしっくりくる感じがするからです(ただ、やはり文脈によって、「the range」にかかっている可能性も否定はできません。 > このwouldの働きについて少し教えていただけない > でしょうか。「would」には「often」と同じ意味での > 使いかたがあったと思うのですが、今回はそのような > 使い方で良いのでしょうか。 willには確かに習慣性を意味することがありwouldはwillの過去形ですが、ここでは多分違うでしょう(これもやはり、前後関係をみてみなくては正確に言えませんが……)。 wouldが一番良く使われる用法は、仮定法です。また、その場合の訳としては、しばしば、「~だったかもしれない」となります。 仮定法とは、何か現実とは異なる状況にあったと仮定して、「仮にそうだったとしたら、別の事態が発生していた(ただし事実とは異なる)」ことを示すため、行為・状態を過去に遡って叙述するものです(蛇足ながら、日本語でも、過去形にすることで同様の含意を示すことができます)。多くの場合、仮定法は「もし~していたとしたら」(if節)等という条件節を伴いますが、伴わないこともあります。そうした場合は、主語、冒頭修飾句、あるいは言外の状態など何らかのものが現実とは異なる、仮定の状態におかれます。 この文においては、この文の主語部分が事実ではないのではないでしょうか。すなわち、これらの研究において相互の関係が発生してたということはなかったのでは? (これも前後の文脈を吟味してみないと何とも言い難いのですが……)。 以上から、現時点での私としての当該部分の訳は、以下の通りです。(「現時点での」というのは、しつこいようですが、前後関係がわからないと何とも言えないところがあるからです。) 「これらの研究においてその範囲内で相互の関係が偶発していたとしたら、一様にA評点の水準を出す結果に落ち着いていたかもしれない。」
補足
お返事ありがとうございます! なるほど、「would」は仮定法の可能性が高いんですね。 当てはめてみたところ、それでいけそうな気がしました。 Correlations in the range encountered in these studies would have resulted in uniformly low levels of A score. (highではなくlowでした。すみません) 前の部分に、「これらの研究ではCorrelationがあまりない」という記述があります。「Correlations in the range」はこの記述を指していて、無いなりのCorrelationの範囲を指しているみたいです。 ところで、「Correlations in the range encountered in these studies」が主部で、「would have resulted」が述部ですよね? 主部は正しくて、「resulted in uniformly low levels of A score」が仮定か推測(実際はどうだか分からないけど、もしかしたらこういう結果だったかも知れない)になっているという考え方もできますか? あと、もしお願いできるなら、こちらも教えていただけないでしょうか。 the members~ のようにthe+複数形のときは「(複数の)メンバーが一人ずつ~した」のような意味合いになって、members~のときは「(複数の)メンバーが一度に(全員で)~した」という意味合いにとればよいのでしょうか? お手数をおかけしてすみません。
お礼
MicciHayさん。 その訳し方で意味が通りました。 丁寧なお答えをくださってありがとうございました! こんな拙い質問にも関わらず、分かりやすく答えていただいて、本当に助かりました。もしかしたら、本職の方なんでしょうか。ほんとうにありがとうございました!