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散文的とは?
散文とは韻を踏まない、つまり、五行律詩とか五七五とかの型でない適当な文を言いますが、散文的とは、殺風景な文という意味です。 韻を踏まないことが殺風景だということに語源を求めていいのでしょうか? 「君の文章は散文的だ」と言われたら、ぜんぶ五七五で書いてやろうかなどとたくらんでいますが、もちろんギャクとしてですが、そういう挙動はひどく的外れでしょうか。やったとして、相手がツッコミしてくれるのだろうか、あるいは私自身オチが想定できなくて、ううむな状態です。
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現在では,「散文的」という形容を,「韻文ではない」の意味では使わないと思います。目にするほとんどの文章が散文であり,とくに区別しても意味がないからでしょう。ですから,もしも >「君の文章は散文的だ」 と,このとおり言われたのなら,「あったりめえじゃねえか」と涼しい顔をしていればいいです。 「散文的」は,情緒的雰囲気を要する場面で,冷淡あるいは無粋な発言をするときにいうと思います。たとえば, 「昨日,うちのメリー(愛犬の名)が死んじゃったの。」 「市の清掃局に持ち込めば,処理しれくれるよ。」 「きれいな夕日だ。」 「うん,ケチャップ味のお好み焼きを,食べたくなったよ。」 もしこういう発言に対して批判を受けたのなら,「おれはちょっと感覚がずれてんだな」と自覚して,不用意な発言をひかえればいいだけのはなしです。
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散文と韻文との対比で「散文的」という語意を考えるのはどうでしょうか(間違いではないとおもいますが、間違いやすいかもしれません)。 私は散文的(情緒に乏しいさま)という語の対立語として、詩的という言葉を思い浮かべます。 文章そのものを散文的とかいう例を余り私は知りません。 「君の家のリビング、もうすこしいい雰囲気が出ないかなぁ。」 「家族が皆、どうも散文的な人間ばかりなんでね。」 こういった用法が主流なのではないでしょうか。 詩にも散文詩という分野が存在しますし、それはもちろん散文的な散文ではありません。
お礼
散文的という3つの漢字で雰囲気を表すことに、無理というか乖離というか高度すぎる文学テクがあるような思いです。 君子あやうきに近寄らずといいますか、私は君子じゃないですが、できるだけ避けるようにしてみます。 ありがとうございました。
- sosdada
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まあ、味も素っ気もない、説明的な文章という意味でしょう。 ちょっと四文字熟語や慣用句や「赤き夕日」などの部分古文を織り交ぜると、「詩的」になります。スポーツ新聞のタイトルみたいに。
お礼
どうやら上司の国語力の問題があったみたいです。 歴代の先輩、その上司のせいで国語力が衰えているので怖いです。 散文的というのはあんまり使わないほうがいい言葉なのかなという印象を勉強させていただきました。不用意な発言は言うのも言われるのも避けるよう頑張ります。 ありがとうございます。