コンクリート 中性化の 対策について教えてください

質問

コンクリートの中性化って具体的にどのような
対策をされているのですか？教えてください。

回答No.3

hgpapa · ベストアンサー

一般的なご質問と考えて宜しいでしょうか？

一般コンクリート性建造物についての中性化対策については、
(1)　大気との接触を遮ることにより中性化の進行を遅らす
　という考え方が現在まで一般的な考えかたでした。

そのために、簡易な方法としてはコンクリート製建造物の外装を
塗装膜で覆う
もっと強力な方法は、コンクリート製建造物の外装をタイルで覆う
という方法が行われてきました。

最近では、コンクリート製建造物の意匠そのままで、表面にコーテイングを行うことで、大気との接触を軽減する手法も増えて来ています。
しかし、残念ですが半永久的に効果を発揮するコーテイオング材は
現在の所ほぼ使用されていません、（かなり強力なものも実はあるのですが、一般には普及してません）

ですが、
例えば、橋梁の橋脚　とか　高速道路　及び橋脚　とかダムなどですと一部を除き建設当初からほとんどが『なにもしない状態』で現在に至っています。
（確かに一部、新幹線の橋脚　とか　高速道路のトンネル内壁などで剥落事故が起きていますが・・・）

設計担当者にお聞きすると、これらコンクリート建造物の寿命は約１００年だそうです、
つまりは、通常はなにもしなくとも、適正な建設工事ををしたものは１００年程はもつということだと思います。

実際、私しどもで、コンクリート建造物の建築後の中性化深度測定を多数させていただいている実測値でも、建築後３０年経過して建造物で
最大深度１２ミリを計測したのが最大で、平均的な中性化深度は６ミリ
程度でした。

つまりは、最初に気にしないといけないことは、建築年度　それと
建築状況ですね。
実際昭和４０年代のに民間で建てられたコンクリート製建造物は劣化の進捗の高いものが多いです、（試験結果では）
その後序序に良くなって来ているようです、この頃が一番ものが無い時代だったんですね。

回答No.2

2009ken

コーティングしています。
よくあるのがアクリル系のコーティング剤です。防水なども兼ねてます。
http://www.taiyotoryo.co.jp/pdf/protect_coat.pdf

さらに、汚損防止まで視野に入れた商品もあります。

回答No.1

char2nd

コンクリートの中性化は表面から進行しますので、これを防ぐにはコンクリートの表面に塗膜を作ることで対応します。基本的な考え方は金属の防錆処理と同じです。

http://www.sho-bond.co.jp/html/04-bk.html
http://www.kako-ken.co.jp/kouhou/2-8/index.html

　あとは水セメント比を少なくすることで中性化の進行を抑えるという方法もありますが、流動性が落ちるため施工性に問題があります。

http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-6/se-6-10.htm