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人生の短さに愕然とすること

何も考えてなかった時は、いろいろ手を出したがったけれど 認識が深くなるにつれ、ひとつの行動を熟考し畏れてしまう。 見つめるのが深いほど人生の短さと能力の足りなさに愕然とし 現象を見つめることに拒絶反応を起こす。 こういう感覚を経験した方や哲学者をご存知ですか?

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回答No.3

マルクス・アウレリウスはどうでしょう。 彼の場合、質問者さんがお書きになった心境に留まるのではなく、みずからを省み、みずからを励ましつづけた人であったようですが。 たとえば『自省録』の一節のこんな箇所。 「1:人の考慮すべきは、ただに、わが生涯の一日と費やされる残る部分はますます僅かになりつつあるということのみではない。かのこともまた考慮すべきである。――人あってこの上さらに生きるとして、さてその者の精神が、事物の理解に、神々のこと人間のことに知悉すべき観照に、よく堪えるだけのものをいぜん変わることなくなお保持しつづけるであろうかどうか、それこそわかったものではないということをも。  つまり人は、老いぼれ始める場合、呼吸し、栄養摂取をし、表象し、事を欲求する、その他その類のことが消滅してゆくことはあるまい。しかし、己を活用し、自分としてなすべき務めのかずかずを正確に算え上げ、眼に映ずるもろもろの現象を明晰に分析し、また、いまは己が命を絶つべき時に立ち至っているのではないかというほかならぬこの一事に対し、さらにはそれと同じ類いの、錬成された思考を大いに必要とする諸事に対し、心眼を据えて見張るこの働きは、かのものどもに先だって衰滅するものである。  されば、生の歩みを速めねばならぬ。それは刻一刻死へと近づきつつあるがゆえのみではない。事物の省察と本質探求の働きが死に先立って停止してしまうからである」(p.37-38『自省録』鈴木照雄訳 講談社学術文庫)

noname#118718
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >みずからを省み、みずからを励ましつづけた人であったようですが。 まさに、そういう人物の存在を精神的支柱として求めていました。

その他の回答 (2)

noname#194289
noname#194289
回答No.2

キケロがそう言っていませんか?

noname#118718
質問者

補足

回答ありがとうございます。 探してみます。

  • ratesu
  • ベストアンサー率13% (16/122)
回答No.1

私も経験しました。

noname#118718
質問者

補足

詳しい内容を教えてください。

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