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小学生 絵画教室について

小学一年生の子どもがいます。 絵を描くのが大好きで、親の欲目で上手だと思うのですが、 コンクールなどの課題の作品を描かかせると、どうしても親が口を出したくなります。実際口出ししてしまいます。 子どもの感性がつぶされると自己嫌悪する一方で、 じょうずに描くコツを教えてあげてはだめなのかな?とも思います。 絵画教室での指導とはどういうものでしょう。 先生は生徒にテーマだけ与えて自由に描かせるのでしょうか? でもそれでは教室に通う意味があまりないですよね。 先生によっても教え方があると思いますが、 絵画教室では何を教えてもらうのでしょうか。

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回答No.2

親御さんの上手とは「写実的」に描かれたものを指す場合が多いですよね。つまり「本物に近い」「色が綺麗」「丁寧」などの所謂大人的感覚です。 それに対し、絵画教室では、「感性」を大事にしますね。例えば、「生き生きとした伸びやかな線」「配色」「構図」「思い」などです。 コンクール入賞作品や教科書の絵をご覧になったことがあると思いますが、最近は写実的なものより、子どもらしい、自分の気持ちを表現したものが多いと思いませんか? 確かに、絵画教室では、年齢が上がると「デッサン」などの基本的技術を教えます(受験用など)が、小学校1年生の段階では、子どもの描きたい思いを大切にしながら、少しずつ、色の組み合わせ方、対象物の大きさや配置、様々な表現方法を教え、それらを経験する中で、伸び伸びと描く楽しさを味わいつつ自然と技法や技術を学んでいきます。 せっかく絵を描くのが好きなお子さんでしたら、大人の指図で絵を描くこと自体を嫌いになったり、大人受けする絵を描いたりするようにはなってほしくないですね。 絵画教室も様々なので、通うかどうかはそこの指導方法などよくご覧になってはどうですか?

rihorinko
質問者

お礼

>>コンクール入賞作品や教科書の絵をご覧になったことがあると思いますが、最近は写実的なものより、子どもらしい、自分の気持ちを表現したものが多いと思いませんか?   おっしゃるとおりです。小学校低学年の入賞作品は、けっして「上手」ではありませんが、気持ちが爆発している!!と思わせるものが多いです。 「良い」絵画教室の先生は、すこしずつこどもの才能を引き出してくれるんでしょうね。一度見学をしてみたいと思います。 ありがとうございました。

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回答No.4

じつは「上手」という言葉も子供にとってはプレッシャーになることもあります。 親御サンから見た「上手」って、大人の基準ですよね。 褒めてもらうために、子供が大人の基準に合わせて顔色を伺うようになっちゃうのです。そうならないような褒め方やアドバイスを心得ているような教室ならいいかもしれません。 「親の欲目で上手」「じょうずに描くコツ」 ということですが、それは大人の基準で考えて、ちょっと早熟な絵ということだけではありませんか? のびのび描いていて、なんだかわからないけど勢いのある面白い絵だ。って意味での「上手」なら良いのですけど、早熟な「一年生ではなく3年生くらいの子の絵に見える」って意味での「上手」なら気をつけてください。 子供には体の成長と同じように、心や頭の成長も年齢に沿って在ります。その年齢に相応しい絵を描いているかどうかが重要なんです。でも、個人個人で成長の速度差が(とくに幼いうちは)あります。だから、正しい順序を踏んでも早熟であったり、遅かったりはします。 (高校生くらいになると成長度合いは揃ってきます。幼いうちは1~3月の早生まれの子は、学校の勉強は不利ですね) 親が子供の早熟な絵を「上手」と褒め、「あなた絵が好きよね」と言ううちに、子供はその期待にこたえようとする。 これは普通のことなんですけど、行き過ぎると良くないのです。 絵画教室は、ちゃんと絵のことをわかっているところと、学童保育代わりというか託児所のようになっているところなど、色々だと思います。 専門的な絵の描き方の勉強なんて脳みそがある程度出来上がる中学生以降で十分ですよ。 色々な経験をさせることは良いと思いますので、軽い気持ちの習い事ということなら、いくつか教室を見学されればいいと思います。

rihorinko
質問者

お礼

そうなんです。1年生のレベルを超えた絵と思っています。 そしてそれは、私がああしたらこうしたらと指図するからです。 夏休みに描いた絵は、イラストレーターがへたうまに描いたの?というような、まとまった絵になってしまいました。 反省しています。 専門家のご意見大変参考になりました。 ありがとうございました。

  • 410815
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回答No.3

小学1年生での段階で、上手は無理だと思うし、意味がないことと思います。抽象画を見る感じでみてやってください。小学1年生絵画で必要なことは、いかに自分を自由奔放に描き出せているかが問題です。そして絵を描いた後作者がどれだけうれしいかが大切です。大人から見るとめちゃくちゃの絵でも本人達にとってはとてもリアルな世界なのです。絵画教室の先生もそのことを望んでいると思います。私は教育美術の出身で中学校と高等学校の美術の教諭をしてきました。どちらも上手さも大切でしたが、それよりも個性が大事だということを痛感しております。それから小学生は担任の先生の影響を強く受けます。私の友達が小学校の先生をしていて、授業研究でその先生のクラスの授業を見ましたが、教室の後ろに張ってある作品を見てびっくり。その友達の作品にみんなそっくりでした。ということは、お宅のお子さんも絵画教室の先生の作品にそっくりだと思います。絵画は技術ではなくハートです。その絵画教室の作風が、お母さんにとって好きならば通わせれば良いし、そうでなかったら辞めれば良いと思います。ところでコンクール!そんなものはどうでもいいですよ。お子さんがいかに自由に描けるかが問題であって、心の健全な成長が大切です。学校で描いてきた作品を立派な額縁に入れてお母さんが金賞をあげてやってください。それから、へたくそでも何でも、とにかくほめてあげてください。絵はその人自身なので必ずほめてあげてください。情緒ゆたかな良い成長をしますよ。絵画は自分自身であり、その時の心のありようです。くどいですがほめてやってください。

rihorinko
質問者

お礼

私が昔(幼少)、コンテスト出したがりの母に、テーマにイマジネーションがわかず筆がすすまなくてコンテストに出す絵を描くことを放置していたことに対して、「アンタ何が『絵を描くのが好き』だ(絵が好きならさっさと描きなさい)」とののしられたことを、リアルに思い出しました。 そして同じようなことを娘にしている私。 アドバイス肝に銘じます。 ありがとうございました。

回答No.1

私は絵画教室ではなく、中高一環私立校の美術部でした。 高校三年生の時にはキャプテンになり、中学一年生の新入部員達に絵の基礎から教えることをしておりました。 小学生だと更に低年齢ですから、易しく教えるのだろうと思います。 たぶんリンゴなどの簡単な線で書ける物体を画かせ、完成した作品と実物の違いを指摘すると思います。これは描く為の観察眼を養う練習ですね。花は線が複雑で難しくなります。 今のお教室の先生方は、幼児から初頭教育のことも良くご存知であり、勉強もされているかと思いますから、絵を教えるよりその能力を伸ばす手法もご存知なのだろうと思います。 お母様はあまり大きな期待はせずに、本人が好きだというなら通わせ、飽きたと言うなら辞めさせて下さい。 決して月謝がもったいないとか、速く上達しろとかは言わないことです。 私、高校三年の時に、東京都私立高校美術展(東京都主催)の油絵部門で、当時都知事でした東 竜太郎さんから、東京都知事賞を頂いた経験があり、日本大学芸術学部に推薦入学で合格もしましたが、親の反対で法学部へ転向して、普通のサラリーマンになってしまいました。 大人でも進路なんてのは明日は解りませんから、ましてや子供さんの好き嫌いですから、見守ってあげるのが一番です。 最後に、日芸に行かず父親の薦めに従い法学部から普通の企業に入りましたが、死ぬまで大丈夫な資産も出来ましたから、やはり親の眼は確かということでしょう。 お子様のご成長を心からお祈りしております。

rihorinko
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 本人の好きな気持ちをつぶさないよう、親として「忍」の心をもちたいと思いました。

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