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契約書の翻訳について
- 契約書の翻訳についてうまく訳せない部分があります。
- 特にLIBORやInterest Periodの意味がよくわかりません。
- 利率は、日本円建てロンドン銀行間出し手金利12か月分で、金利期間が始まる最初の日から3日営業日前の日本円建てロンドン銀行間出し手金利、プラス4.24%になると思いますが、正しいでしょうか?
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私自身も金融には明るくありませんが、 ・Interest Period という用語は、文脈上「この期間について、利息はこれだけ」と計算する期間のことだと思われますが、ご覧のように大文字始まりなので、必ず契約書内にこの用語が具体的に何を指すかという定義があります(なければ、契約書文案としては不備です)。契約書の文言は、一度定義したらその契約書ではその意味しか持ち得ないので(極端なたとえ話だが、「この契約書で『黒』と言ったら『白』の意味」と定義した場合、その通りに読まなくてはならない)、訳語よりもこの定義がしっかりしているかどうかが問題です。定義がきちんと訳せれば、対応する用語の訳が多少語感的にズレていたとしても「正しく」訳せていることになります。逆に、今回のように定義が不明な状態で、大文字始まりの文言の訳語「だけ」を決めるのは避けた方が良いと思います。 もし、定義済みの文言ではなく、小文字始まりの "interest period" なら、ご提示の訳の他に、「金利計算期間」という訳語もあります。 http://home.alc.co.jp/db/owa/bdicn_sch?w=interest+period ・英文に頻出する "YPY LIBOR" は "JPY LIBOR" の打ち間違いですよね。以下、その前提で。 LIBOR は確かに「ロンドン銀行間出し手金利」等と訳されますが、金利の指標としてよく用いられますので、その畑の人なら必ず知っている用語です。下記などを見ると、そのまま頭文字で LIBOR と書いてしまっても問題ないようです。JPY LIBOR →「日本円 LIBOR」または「円 LIBOR」で良いでしょう。 http://home.alc.co.jp/db/owa/bdicn_sch?w=libor http://www.findai.com/yogo/0305.htm http://okwave.jp/qa4367431.html ・"Business days" の "Business" が、文頭でないのに大文字始まりになっているのは、小文字始まりの "business" の打ち間違いですか、それともどこかに "Business" という文言の定義があったのでしょうか? ここでは、"business" の打ち間違いと解釈します。 以上を踏まえて、以下が私の訳です。「Interest Period」については定義不明のため英語のままですが、上記でご説明したように定義がきちんと訳せていれば、ご提示のどの訳語を当てても問題はないと思います。 質問者様の訳も、"thereafter"(それ以降の)と、2 つめの "twelve (12) months" の訳が抜けている他は、きちんと訳せていると思います。 ========== それ以降の各「Interest Period」について、年間利率は以下のとおりとする。 12 か月日本円 LIBOR、すなわちかかる「Interest Period」の開始日の 3 営業日前に公表される 12 か月日本円 LIBOR に、4.24% を加算したもの。
お礼
ForrestG様、 今回も助けてくださりありがとうございました。いろんなことをどのように調べたらいいのか、ほんの少しですが分かり始めてきました。続けて勉強するつもりですが、またご教授のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。