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中2 文法 単語の区切り
こんにちは。 中学2年の文法で、 文節に区切ったり単語に区切ったりするところがわかりません。 2つあるので箇条書きにします。 (1) 「大きく」はどう単語として区切るんでしょうか? 「大きな」はもうそれ1つで単語だと教えられたんですが、 「大きく」はどうなんでしょうか? 「大き」と「く」で分けるのか、それともそのままなのかがわからないです。 (2) 「だろう」はなぜ「だろ」「う」に区切るんでしょうか? 「兄もすぐこちらへ来るだろう」という問題で、 兄/も/すぐ/こちら/へ/来る/だろ/う/ というのが答えだそうですが、なぜ「だろう」は「だろ」と「う」に分かれないのかがわかりません。 教えてください… よろしくお願いします!
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まず、文節や単語に区切る問題がわからない理由について。 多くの文法のテキストは、「文→文節→単語」と大きな単位から勉強するように構成されています。 ところが、文節や単語に正しく切るには、後から勉強するようになっている、「動詞・形容詞~助動詞・助詞」という10種類の品詞(=単語の種類)についてきちんと理解している必要があるのです。 もし、あなたが文法の勉強をはじめたばかりだとすれば、または、 品詞という単語の種類の区別が理解できていないとすれば、 うまく区切れないのは当然なのです。 だから、いまのところはあまり深く悩まず、なるべくはやく次の単元まで勉強を進めるようにしてください。 さて、2つの質問について。 (1)「大きく」は、「大きい」という形容詞が活用した連用形という形で、1単語と考えます。 「大きい」という形容詞は、 「大き―かろ/かっ・く/い/い/けれ」と活用します。 この表で見つからない言い方は、別の品詞とされています。 「大きな」は連体詞、「大きさ」は名詞です。 (2)「だろ」も「う」も助動詞と呼ばれる品詞に属する単語です。 助動詞「だ」は、 「これは犬だ。」のように、名詞などのあとについて、「~だ。」という述語の文節を作る働き、つまり、「断定」という働きを持っています。 この助動詞は、「だろ/だっ・で・に/だ/な/なら」と活用します。 「だろ」は、「だ」が活用した未然形という形なのです。 助動詞「う」は、「推量」とか「意志」と言われる働きを持っています。 これは、動詞・形容詞・形容動詞・一部の助動詞などいろいろな言葉にくっつきます。 動詞につく場合「走る+う」=「走ろう。」 形容詞につく場合「美しい+う」=「美しかろう。」 形容動詞につく場合「静かだ+う」=「静かだろう。」 一部の助動詞につく場合「た+う」=「たろう。」 (これは、「走ったろう。」のような場合です。) このように「う」は「だろう」というこの問題の場合のつながり方だけでなく、他のいろいろな言葉にも続いて使われるので、「だろ」と一体ではない別の単語として区切るのです。 動詞・形容詞・形容動詞・助動詞という4つの品詞は、それぞれ場合によって独自の形の変化(活用)をするので、見分けがたいへんむずかしいですね。 いまのとこをはあせらず、それぞれの品詞の勉強を進めていってください。 そのうえで、今回の問題などもふりかえってみれば、ああ、そうだったのかと納得できるようになるかもしれません。
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- bakansky
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まるで分りません。 (1) の「大きく」は「大きい」の連用形なので、区切らないのではないでしょうか。 (2) については、「助動詞 ダ の未然形 ダロ に、推量の助動詞 ウ のついたもの」だそうです (『広辞苑』第4版を見ました)。 だから、「だろう」は、2つの言葉がくっついた形ということで、「だろ・う」と分けられるということらしい。 とりあえずの回答なので、正確なところは、詳しい方の回答を参照して下さい。
お礼
「まるで分からない」のは質問の意味がでしょうか? 伝わりづらかったようで、申し訳ありませんでした。 連用形は区切らないんですね。 連用形は「活用語の第二活用形」で、「早く起きる」の「早く」 のように用言を修飾する形らしいです。 そう聞いたら区切るのもおかしい気がしました。 「だろう」は二つの言葉がくっついてるみたいですね。 納得しました。 ご回答ありがとうございました!
お礼
アドバイスありがとうございます。安心しました。 「大きく」は分けないんですか。 確かに「大き―かろ/かっ・く/い/い/けれ」の「く」で活用されてますね! 連体詞は活用のない自立語だそうです。 「だろ」は「だ」の活用なんですね。知りませんでした。 「う」もいろんな使い方があるから「だろう」で区切らないんですか。 頑張ります。 ご回答ありがとうございました!