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ファッションフォトのリタッチャーの仕事の実態とは?
- ファッションフォトのリタッチャーとは、高度な技術とセンスを持って、Photoshopを使って肌のキレイさや体系の細さ、色味の調整などを行う人のことです。
- 料金や相場については分からない人が多く、リタッチャーのイメージも定まっていません。ただし、現在の写真表現にはリタッチが欠かせない存在であり、リスペクトすべき職種とも言えます。
- 一部のリタッチャーはネームクレジットを断り、自らの作品をクレジットされることを避けています。しかし、そのために有名になることは難しいです。フォトグラファーを目指すかどうかは個人の選択です。
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アートディレクターです。 >リタッチのクレジットをする→写真が加工されていることの証明→夢が壊れる…と思うので。 他の回答も拝見し、驚きました。 現在の写真制作には、リタッチャーは必要不可欠な存在です。 撮影だけでは成立しないビジュアル制作には、絶対に必要な存在です。 リタッチャーは、最早写真家崩れがなる商売ではなく、 センスと専門知識を必要とする最先端の仕事だと思いますが… 肌修正とかニキビの跡消しだけがリタッチャーの仕事ではないので、 もう少し、いろいろな情報を入手したほうがいいかと思います。 玄光社「コマーシャル・フォト」で、過去にリタッチャー特集が組まれていました。バックナンバーを探して読まれるといいでしょう。 在宅で仕事ができる事務所もありますので、自分のセンスとあった事務所に、委託で仕事をさせてもらえるか確認なさっては? 私の知人ですごい腕を持っている子がいますが、 あまたのカメラマンに引っぱりだこ、数多くの案件で指名を受けて仕事をしています。 もちろん、リタッチャーのクレジットも出していますよ。 「あのカメラマンと組んでこんな仕事をした」実績をアピールしないと 次から発注が来ないからです。 また「夢が壊れる」などと仰っていますけど… 今どき、浜崎あゆみの顔が無修正でないこと等、中学生ですら知ってます。そういう時代だということを念頭に。
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- MVX250F001
- ベストアンサー率19% (700/3519)
プロ写真家ですが、自分で撮ったカットを自分で処理していくうちに長年積み上げたスキルを請われて、他人が撮ったカットのレタッチもいつのまにか頼まれるようになってしまいました 請求額は1枚千円です ほとんど何もする必要も無く1分で仕上げられる画像も、あれこれ数種類のソフトを組み合わせてあーだこーだと15分以上かかる画像も一律に千円にしています 自分が撮った分も他人が撮った分もです
- 塾長(@ty470620)
- ベストアンサー率28% (300/1062)
私は写真家ではありますが、それでは食えないので別の仕事をしながら生活しております。 貴方が男性の場合は、堅実な仕事を選んで、何時かは一家を構えないといけません。女性の場合は結婚して家庭に入られるという逃げ道があるかと思います。逃げ道とは言っても、落ち着いたら復活させれば宜しいということです。 昔は写真館で撮影したモノクロ写真のキズやゴミの修正をするポスティングと呼ばれる作業がありまして、写真館のオヤジさん達がやっておりました。これも撮影同様に上手い下手があります。 デジの時代になって、リタッチャーというのだと初めて知りました。 それもその専門職があるとは驚きました。 私は銀塩でずっとやって参りました。生写真に修正を加えたり画像の構成を変えたりすることは、ご法度の世界でした。今でもフォトジャーナリストの世界ではご法度の行為です。ヤラセ写真が簡単に作れますからね。 しかし、ファッション雑誌など、汚いより綺麗な方が宜しいのであり、写真の腕前や真偽を競う場でもありませんから、レタッチするのが悪いとは思いません。 貴方もおっしゃる通り、手直し屋さんが有名人になれるのか?という疑問がありますね。カメラの修理屋さんだと有名人はいますが、写真の修整屋さんを私も知りません。レタッチャーという仕事は、縁の下の力持ちかと思います。 食べるにしても、フォトグラファーの方が宜しいのではと思いますが、最近のFranceのニュースでも、フォトジャーナリストの大量解雇があったそうで、Franceでは大きな社会問題になっております。Washingtonに住む友人の写真家からも、フォトジャーナリストじゃなくて良かったよというメールも頂いております。 私の友人に篠山紀信先生のライティングスタッフを9年勤めて、プロの写真家になった土屋勝義君がいますが、大先生に付いて写真家にならないと、なかなか知名度が上がらないのがこの世界です。 大竹省二大先生の弟子の織作峰子さんですが、彼女はミスユニバースの日本代表ですから、撮影される側であり、写真学校も出ていません。大竹省二大先生の内弟子になり、大竹先生が売り込んだから、今の彼女があります。決して写真が上手いとは思いません。 大竹省二先生とはニ、三度お話をさせて頂いておりますが、彼の得意分野は女性のポートレートです。これは男だから撮れるのです。女である織作峰子さんが女性を撮っても、そこにエロスを感じません。感性の違いなのです。 宜しければこれからもご連絡を下さいませ。私は貴方の様なお仲間を応援しております。 "クラシックカメラで遊ぼう"をyahooの検索で調べて頂くと私が解ります。ではでは…
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ご回答ありがとうございます! 質問にも書いたように、知り合いの請け負い一本なので、リタッチャーという専門職というほど、たいしたものでは、ありません。 実は、もう結婚もし、小さい子供二人の育児の合間をぬって、リタッチの仕事をしています。うまく、育児の空き時間を使えるので、現時点では、この仕事を気に入っています。 将来的に、もっと確固したるものにできないかと考えていました。 でも、小さい子二人を抱えつつ、フォトグラファーを目指すのは道のりが険しいような気がします。。 アナログ時代のお話を伺うのは、大好きです! デジだと、何事も簡単ですが、昔はそれこそ、技術と経験とセンスが必要とされる世界ですよね。いつも、頭がさがります!
カメラマンです 加工の仕事も請け負っています リタッチを依頼する側の理由はうちの場合2つ理由があるようです 忙しくて時間がない、技術が無い この2つです 作品なら依頼は受けませんがコマーシャル的な物なら仕事として受け付けます 貴方の仕事についてはわかりませんが内容からすると従来製版屋がやっていた内容に似ていますね そうなると単に下請けになっちゃいます そうならないためにもクレジット入れてもらうべきなのでは >写真が加工されていることの証明→夢が壊れる どれくらいの人がそう思うでしょう 逆に写真が加工されていることを知らない人がどの程度いるのでしょう 知らない人がリタッチャーのクレジット見ても何のことか気がつかないでしょう 個人的には作品の場合最後まで自分で加工すべき物 コマーシャル的な物の場合分業でいいんじゃないかと思っています アナログでもプリントは自分で行っていたので気が済まないんでしょうけど
お礼
ご回答ありがとうございます! >加工の仕事も請け負っています 失礼ですが、実際の請求は、枚数換算ですか?一枚おいくら程度ですか。 すみません、相場を知りたいので。 >忙しくて時間がない、技術が無い 知り合いも同じ理由で、私に頼んでいます。親しい仲なので、 表現の機微も理解しあえて、いいチームなのですが、 先日、社内でリタッチの予算が高いということになり、 インターンに頼んでは、という話になったそうです。 学生ごときに今日明日、身につけられる技術ではないと思うのですが、 経理担当の人の理解が得られにくいようで、困っています。 >単に下請けになっちゃいます そうですね、クレジットを入れるよう交渉してみます。 よろしくお願いします。
お礼
丁寧なご回答どうもありがとうございました! 私が求めていた答えに最も近かったです!! >センスと専門知識を必要とする最先端の仕事だと思いますが… まさに、その通りだと思っていましたが、実態を全く知らなかったので、アートディレクターの方からお答えいただいて、自信が持てました。 センスと技術に自信はあるのですが、実は今請け負っている会社の経理の方から、リタッチの経費削減のため、インターンにやらせる様な話まで出ていたので、第一線の方からのコメントを頂けて、本当に助かりました。 さっそく「コマーシャル・フォト」のバックナンバーも購入したので、もっと勉強します。主婦の生活が長いせいか、そんな簡単に情報が入ることすら、気がつきませんでした。涙。 >もちろん、リタッチャーのクレジットも出していますよ。 今回やっている仕事から交渉します。 もともと、この業界出身ではないので、クレジットのことを良く把握していませんでした。例えば、広告のポスター自体にフォトグラファーの名前なども載っていないので、どこに名前を出すのだろう?というごく基本的なことまで、分かっていませんでした。 >また「夢が壊れる」などと仰っていますけど… 今どき、浜崎あゆみの顔が無修正でないこと等、中学生ですら知ってます。そういう時代だということを念頭に。 おっしゃる通りです。私個人的には、元画像を目にすることもあるので、 何とも思いませんが、やはり、素人がリタッチされていることは分かっていても、元画像をみたらショックだと思います。 とくに、ファッションや化粧品のイメージは、ある意味、女性に「こうなりたい!」という夢を売るものだと思うので、そのように書きました。 再び主婦の話(30代の方です)になりますが、化粧品の広告写真など基本的にリタッチされているんだ、と説明しても「毛穴は見えてる!」と言って、信じてもらえませんでした。 理屈で分かっていても、気持ちとしては、信じたくない、という女性ならでは(?)の感覚なのかも知れません。 とにかく、手応えを感じているリタッチの世界で、やっていけそうなのが分かって、すごく嬉しいです! ファッション写真専門にやって、将来的にはファッションの本場、パリで仕事をするのが、夢です。 ありがとうございました!!!