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塩素消毒について
塩素消毒に関して、質問があります。 薬剤師国家試験の黒本という本に ☆塩素消毒の原理 「水に液体塩素を入れると、塩素は水と反応して、以下の反応が起こる。 Cl2+H2O⇔HClO+HCl HClO⇔ClO-+H+ 両者の存在比はpH5ではほとんどがHClOであり、pH7.5ではHClOとClO-がほぼ半々となり、pH10ではClO-が大部分を占めるようになる。」とあり、pHが上がっていくごとに次亜塩素酸HClO-の解離が進むように書いてありますが、なぜ、pHが上がっていくごとに次亜塩素酸の解離が進むのでしょうか?
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pHを上げていくということはアルカリを加えるということです。 それによって中和反応が起こりClO^-の割合が増えていくのです。 仮にNaOHを加えるとすると NaOH+HClO→NaClO+H2O の変化が起こります。 >水に液体塩素を入れると・・・ 塩素の沸点は-34℃ですから常温で気体です。「液体」塩素と書いてありましたか。 ボンベの中では圧力がかかっていますから液体になっています。でもボンベからガスとして噴出させて水に溶かすのですから「液体塩素を加える」という表現はしないと思うのですが。 プロパンもボンベの中では液体になっています。燃料として使うときはあくまでも「ガスとして燃やしている」という表現になるはずです。
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- gohtraw
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回答No.1
次亜塩素酸の解離は、お書きになっている二番目の式ですね。右辺に水素イオンが登場していますが、pHを上げたとき、水素イオンの濃度はどう変化するでしょうか?またこのとき、この式が表わす平衡はどちらにずれるでしょうか?