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「一応」と「いちよう」
多分「一応」の事だと思うんですが、最近よく「いちよう」と言う言葉を目にします。 始めは「間違って使っているのかな?」と思ったんですが、この「いちよう」を使っている人(全部違う人)を5人くらいOKwaveで見かけたので、最近よくメールに「ぉはよう」などの小さい文字を入れる事が流行っているのと同じ様に「いちよう」も流行言葉なのかな?と疑問に思いました。 とりあえず、正しい言葉かどうかは置いておいて、この「いちよう」と言う言葉は若者の間などでわざと使われているんでしょうか。 それとも本気で間違えているんでしょうか。 どうぞ宜しくお願い致します。
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・「一応」という漢字を知らない ・わざと誤った書き方をするのは特にネット上で流行りやすい おそらくこの二つが複合的に作用しているのだと思います。漢字を知らない人は本気で間違えていて、流行に乗っている人にとっては小さい文字と同じ感覚なのでしょう。 [ia, ie, iu, io → ija, ije, iju, ijo] イの段の次に母音が来るとヤ行のようになるのは日本語に限らずごく自然な現象で、「しやわせ(幸せ)」「ライヨン(ライオン)」のような発音はよほど注意深く発音しない限りよく起こることです。それでもほとんどの場合正しいとされる書き方を知っているので書き誤ることがありませんが、たまに表記を知らない場合があると“聞いたまま”に書いてしまうことが起きます(「変換できない!」はこういうケースで起きます)。 他の方の例にある diamond, kiosk などは綴りに引かれた影響もあります。実際「ダイヤモンド・キヨスク」のような書き方もありますが今では何となく古い印象を与え、“イの段+ヤ行”は好まれません。「ロシヤ・マリヤ」のような書き方はほとんど見られなくなり、maquillage(マキヤージュ)を商品名では「マキアージュ」とするような例まであります。 「全員・店員」が「ぜいいん・ていいん」のようにときどき発音されること、「雰囲気」を「ふいんき」と思い込んでいる人がいることなどもまた別の発音をしやすくすることから来ています。「ん」の次に母音が来ると発音しづらいので「ン」が母音のようになったり位置が入れ替わったりします(「反応 はんのう←はんおう」「天皇 てんのう←てんおう」のように N が入るのを「連声」といい、これも発音をしやすくするために起きたものですが、連声が定着したものは古いものに限られます。文字というものが広く普及すると本来の形で書こうとする機運が高まり、本来自然な音声現象を抑え、あえて難しい発音をする(その結果誤ることもある)ようになります)。 言葉は変化していくものですが、文法や語義に比べると表記は変わりにくいと思います。特に人々が誰でも文字を書くことができ、印刷などで描かれた文章が広く行き渡る現代では表記の変更は容易ではありません。新仮名遣いの導入はかなりの思い切った事業だったはずです。一定期間新旧の表記が混在することになり混乱の元になります。諸外国語を見ても発音と綴りの不一致は必ずと言っていいほどありいつまでも改革されないこと、正書法の改訂はあっても小規模のものにとどまることの例が示すように、一度定着した表記はなかなか変えられません。一方、文法や語義は数十年前の辞書が使えなくなることがあるように変化しやすいものです。
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- bakansky
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> わざと使われているんでしょうか。 > それとも本気で間違えているんでしょうか。 それをここで聞かれても困るなぁという気がします。 そういう表現を使っている人に聞いてみるしかないでしょう。 ただ、私が思うには、「一応」と「いちよう」と混同するとは考えにくいです。 おそらく、シャレのつもりで(つまり、わざと)そういう言葉を使っているのではあるまいかと思います。 ひょっとしたら、樋口一葉の「一葉」も意識して、音を重ねて面白がっているのかも。
お礼
>そういう表現を使っている人に聞いてみるしかないでしょう。 そうですよね…(^^’ 私の周囲の人に聞いて見た限りではいなかったので、もしかしたらネットなどで流行ってるのかな~と思ってしまったもので…。 間違えている人もわざと使っている人も両方ともいそうですね。 ご回答有難うございました!
よく見ますよね、ここでも。 文章を読むと、たいてい「一応」の意味のようです。 流行や、わざとではないと思います。 世の中には、音(言葉)を正確に聞き取ることが出来ない人も、けっこういます。 (もちろん、障害等ではなく) そのせいで、きちんと覚えられなかったりするのではないでしょうか。 又、文章を書きなれない人でも、今はどんどん書く時代ですね。ネットというものが普及してきて、そうなりました。 ネットのない時代だったら、生涯、まとまった文章など書かなかったであろう人たちも、気軽に書くようになりました。 ですから、読書の習慣がなく従って文章力のない人などが、とんでもない文を書くことも大いに考えられますね。 「いちよう」の他によく見るのは 「ていいん」→「店員」の意味で使っている。 「えいえんと」→「延々と」の意味で使っている。 これらは、きちんと聞き取れないために、正しく書き表すことが出来ないケースだと思います。 又、単に国語能力がないための間違いもあると思います。 「うる覚え」→「うろ覚え」の意味で使っている。 「暴力を振る」→「暴力を振るう」の意味で使っている。 「~~とゆう」→「~~という」の意味で使っている。 等々。
お礼
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 >読書の習慣がなく従って文章力のない人などが、とんでもない文を書くことも大いに考えられますね。 私もそう感じることが多々あります。 自分が本当に正しい日本語を使えていると言う自信は全くありませんが、意味を考えた時にあまりにも「それは違うだろ!」とツッコんでしまう言葉を見ると何だか脱力してしまいます。 >「うる覚え」→「うろ覚え」の意味で使っている。 「暴力を振る」→「暴力を振るう」の意味で使っている。 「~~とゆう」→「~~という」の意味で使っている。 これも多い! やっぱり発音よりも先に文字で覚えた方が正確に意味を捉えやすいですよね。 ご回答有難うございました!
間違いなんだよ オバカさんなの 雰囲気を ふいんき っていうのと同じ 本気で間違えてる
お礼
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 やっぱり間違えている場合が多いんでしょうね…。 「うろ覚え」を「うる覚え」と言っている方も多いですよね…(^^’ ご回答有難うございました!
- c22360679
- ベストアンサー率33% (221/651)
"DIAMOND"が「ダイアモンド」ではなく「ダイヤモンド」、"KIOSK"が「キオスク」ではなく「キヨスク」になるのと同じ現象だと思います。 その方が発音しやすいのでしょう。
お礼
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 やっぱり発音で言い易い方に段々と変化してきた可能性が高いですね。 ご回答有難うございました!
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
一様という言葉は存在しますが、それはまた別ですね。 若者が言ういちようというのは今のところ間違っていますが、近き将来には認められるでしょう。 言語はどんどん変化します。 今では「見れる」「食べれる」と普通に言いますが、現在80歳以上の世代の人たちには「らぬき言葉」と言われ「間違った若者言葉」とされていた頃もありました。
お礼
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 やはり間違って使ってるんですかね。 「言葉は変化するもの」と言うお話も良く聞きますね。 慣れるまで時間がかかりそうですが、回答者様のおっしゃる様にその内「普通の言葉」になりそう。 私は「ら抜き」もまだちょっと違和感がありますが、江戸時代みたいに「ござる」なんて使っている人もいないし、やっぱり言葉って時代とともに変わってきますよね(^^’ ご回答有難うございました!
- OKWaveGT5
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目にしたのなら一様かなぁ? 耳にしたのなら・・・ A「お腹痛いの?」 B「胃腸」・・・・・・・・ないかー
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 「いちよう、○○してみます」と言う様な感じで使っている場合が多いみたいです。 胃腸ではないかと(笑)
お礼
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 耳から覚える発音の問題もありますよね! 私も、ある男性(4~50代くらい?)が「七」を「しち」と読まずにずっと「ひち」だと思っており、ワープロで変換できなくて初めて気づいたと言う話を聞いて「そんな事もあるのか!」と驚いた覚えがあります。 興味深いお話も細かく教えて頂き、大変参考になりました。 言葉も本当にどんどん変わってきますね。 色々なものが発達したり変わったりする速度が最近特に目まぐるしく感じられ、何だか追いついていけなくなりそうです(^^’ ご回答有難うございました!