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振とう機における回転振とうと往復振とうの違いについて
大学で生物学について勉強している者です。 実験で振とう機を使う際に回転式と往復式のものがあると思います。 普段使うときは振とう速度(rpm)しか気にしたことがなかったのですが、両者の様式はどのような場合に使い分けたらよいのでしょうか? 振とうする物としては植物の培養細胞、カビ、細菌などを使っています。 明確な理由が思いつかなかったので質問いたしました。 どなたかご回答頂けると幸いです。
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往復は、液が波打つので、 三角フラスコ(エレンマイヤー)で培養する時は、栓に培地が付いて、 汚染され易いので、回転式を用います。 往復でも栓が汚れにくい逆口フラスコなら大丈夫ですね。 試験管はどちらでもいいですが、往復式が一般的で、回転式を用いると、 試験管立てに試験管がガチャガチヤ当たる音がとてもうるさいです。
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- otx
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別に、どっちかで「なければならない」ということはないです。 実験するときは、何も考えずにどっちだ、とかいう画一的な考え方をするのえはなくて、 これを使ったらこういうメリット、デメリットがある、だから~を使うときはこういうことに気をつけてやろう、 と思いながら、実験の目的をきちんと達すれば何を使ってもかまわないのです。 音がうるさいから、こっちを使うとか、好みの問題を言い出すときりがないので、あえて書きません。 例えば、 試験管を使って液体で培養する場合、 回転振とうでは回転数が低いと細胞が下に溜まってよくないが、高くすれば問題ないな、とか。 回転数を大きくするよりは、往復振とうでやったようがゆっくりとやれてかつ良く撹拌できるな、でもちゃんとしないと液が試験管の口のところまでくるな、とか。 そういう風に考えるということです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに実験装置や実験器具は汎用性が高いものが多いので自分の実験に合うような形で調節するのが一番いいと思います。 ただ、元々どういう利用法を考えて往復と回転の様式ができたのか気になったので質問致しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 たしかにそういう使い方がよさそうですね。 今後使うときに気をつけてみようと思います。