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『ことばと社会科学』より
本来、社会各層の言葉のジャーゴン性をやぶって共通の会話の場をつくり、隠者の経験を共同の経験にまで深める任務をもつ共通語としての学術語が、それ自体ジャーゴン化してしまう。これでは真の論争は生まれない。 例えばどういうことですか。 難しい言葉を使っているだけで中身がないということでしょうか。 読解力がなくてしょーもない質問すみません。
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noname#111034
回答No.1
社会科学の人間が書きそうな,小難しい文章です。 「jargon」はおわかりですね? 特定の集団のみで使われる「隠語」みたいなものです。 「社会各層の言葉のジャーゴン性」とは,企業人とか政治家とか職業研究者とか芸能人とか犯罪者などのそれぞれの世界において,独特の言葉を使うことで中間の結束を確認し深め,排他的な態度をとることでしょう。 「隠者の経験を共同の経験にまで深める任務をもつ共通語としての学術語」とは,言い換えれば「オタク語ではなく,みんながわかる言葉としての学術語」ということです。 「それ自体ジャーゴン化してしまう」とは,学術語を使って議論する人たちが,次第に周囲からは孤立し,独自のオタク世界をつくりあげるといいたいのでしょう。 ひらたくいえば簡単な内容を,ここまで小難しくいうこの著者自身も,ジャーゴン性のとりこといえます。「ジャーゴン」からしてジャーゴンですからねえ 爆。
お礼
分かりやすかったです! ありがとうございました^^