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太宰治の「思い出」ってどんな話?
夏休み、国語の宿題で 「本の書評を書く」というものが出ました‥。 作文並に書かなければなりません(笑)。 私は太宰治の「思い出」を読みました。 でもいざ書評を書こうと思うと 何を書けばいいのか‥。 やっぱり文章が少し難しくて‥、 7割くらいしか理解してないかもしれません(;△;) それでは書けないかな?と思って サイトで「思い出」のだいたいの話を 調べてみたり‥。 「思い出」を呼んだことがある方、 何に着目して書評を書けばいいでしょうか(´`;)
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noname#115647
回答No.1
太宰の自伝的な小説のテーマになっている事は、ほぼ「道化と欺瞞」。 つまり他者から良く思われる事も気恥ずかしく嫌な気持ちもあるが、悪く思われる事はもっと嫌、というか恐ろしい。 あるときは良い子ぶろうとウソでかためる、上手くいったときのその快感。しかしそのウソがばれそうになるとたちまち不安にかられる。その心理的葛藤と自己嫌悪。 太宰は中々イケメンで女性によくモテたが、そのルックスに関してもひとつのウソとして捉(とら)えている。つまり自慢と自虐と自己嫌悪。これらが同居している。 まあ大体このような事がほとんどだが、子供の頃から肉親の愛情を受けて育っていないから、ひねくれて育っている。 乳母がいた、女中が複数いた、書生もいたなど、まあ片田舎ではあるが金持ちの名家ではありがちな事。しかしこの金持ちの名家についてもひとつのウソとして捉えるから、自慢と自虐と自己嫌悪が同居する事になる。 まあこういった線で捉えていけばほぼ間違いないであろう。しかし自伝的小説と言っても、近いところもあるが、小説だから全て本当の事ではないよ。
お礼
やっぱそんな感じですよね! ありがとうございます!