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α線、β-線、内部転換電子のスペクトルの違いについて

α線と内部転換電子のスペクトルは線スペクトルで、β-線、制動放射のスペクトルは連続スペクトルみたいなのですが、どのように違うのでしょうか? 線スペクトルと連続スペクトルの違いもいまいちよくわからないので、わかる方いましたら教えてもらえませんか?

みんなの回答

  • lukelew
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.2

いろんなエネルギーをもっている場合は、連続スペクトル。ある特定のエネルギー(非常に狭い範囲のエネルギー)しかもっていない場合は線スペクトル。 横軸をエネルギー、縦軸を強度としてグラフを作ると、線スペクトルは文字通り線のように、連続スペクトルはゆったりした波のようになることが多いです。 α線とか内部転換電子は、ある励起状態から基底状態へ遷移するときによぶんなエネルギーとして放出されるものなので、決まった値のエネルギーしか持ちません。したがって線スペクトルになります。 β線は、原子核が放射性壊変(β崩壊)するときに放出される電子線ですが、常に同じエネルギーを受け取らないのでいろんなエネルギーを持っていくので連続スペクトルになります(wiki参照。) 制動放射は、原子核で電子線(β線)が受け止められたときに観測されるものなので、連続スペクトルを持ちます。

回答No.1

出てくる粒子とかのエネルギー分布が、非常に狭い領域に集中していれば線スペクトル、そうでなければ連続スペクトル。 β-線が連続スペクトルになるのは、見逃しているニュートリノの飛んでいく方向に依存しているから。 制動放射は多分出る過程が複雑だから。

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