ネットサーフィンしていたら、こんな記事を見かけた。
ギリシャ方面の海底に沈んでいた船から装置が見つかり、日食とか月食を知る機械の可能性があるって。
紀元前何十年かのものらしい。
もしそういう装置なら、古代の人は日食や月食を理解不能なものとは思っておらず、予測できるものとしていたってことになる。
>科学知識がなかった原始時代、古代あるいは中世くらいまででしょうか
いえいえ、現代でも虹は神様と人間の契約の証だって信じている人が地球上に何十億人といます。
悪魔の存在を信じている人が、地球上に何十億といます。
アポロ13号が打ち上げ失敗をし続けたとき、どうやらエクソシストがNASAに招かれ悪魔祓いが行われたらしいです・・・・・。
NASAの人は、空の上に神様が住んでいるわけではないと知っていながら、何が原因で打ち上げが失敗し続けるのかも原因がわかっていながら、運にまかせて、故障しないでくれって、一か八かの賭けに出て、人間を宇宙に飛ばすんでしょうね。
怖いですねぇ。
事故を起こす可能性が非常に高い自動車を、売るようなもの。
「もしかして 運良く壊れないかもしれない。とにかく発射だけは成功させないとと宇宙開発費削られる。故障する可能性はあっちにもこっちにもあるけど、もう待ってもらえない。 ええい もうやけっぱちだ。そうだ 失敗したら神様が悪魔に負けたってすりゃあいい。 あの これは悪魔の妨害です。私達ではどうにもならないのでエクソシスト呼びましょう」ってことだったのでしょうか。。。
こういうとき、人々の信仰心って役に立ちますよね。
「私達じゃないです。神様が悪魔に負けたので、悪魔がアポロの発射を阻止したんです。文句を言うなら弱い神様に言ってよ。だから予算削減しないでね」
信仰がある国だと、科学者楽ですよね。
何か開発してそれが讃えられると、「神様のおかげです」って科学者はリップサービスをする。
すると、「この人信仰深い」って消費者は思って、その開発した商品を買ってくれ、科学者は研究費を稼げる。
消費者の信仰心って科学者にとってありがたいもの。
起源前何千年から、既に太陽の運行軌道(本当は地球が首振っているんですけどね)を知っていたことから、かなり高度な科学知識を持っていたと思うんですね。
でも宗教ってのは便利で、学問が無い人の信仰に訴えて動かせるので、人を動かす便利な人間が発明した道具として、昔から活用されてきたんじゃないかと。
祈祷する人は政治を左右する助言もして、その助言で国が動いて失敗したら、「お前らの日ごろの行いが悪かったせいで神様が味方してくれなかったのだ。反省しろ」って責任転嫁できて、地位を失わないですむ。
そりゃ 完璧な生き方している人はおらず、どこかしら思い当たるってもので、「悪かったです。どうか神様にとりなしをして、これ以上怒らないようにお願いをしてください」って言われ、「うむ 反省したというのなら、一応 お願いはしてみる」ってなったんじゃないかと。
で、心の中では「この地域だと部分日食にならず、あたりが暗くならなかったんだった。 皆既日食ならあたりが真っ暗になって、敵が昼間なのにと驚いている隙に、闇にまぎれて近づいて奇襲かけるって作戦ができたのになぁ。いやー この時間に突撃せよと神様の啓示があったと言ったけど、計測ミスっちゃった。 俺に計算ミスで死者5千人かぁ ごっめーーん」って思っていたんじゃないかと。
お礼
ご回答ありがとうございます。 古代文明というのは、特にギリシャは科学が非常に発達したものと聞いています。中世の暗黒時代に先立つ、知性の時代だったのではないでしょうか。それから何千年、われわれは、はるかに科学的思考になったか?というと、そういいきれるほどでもない。神にゆだねると言う宗教との妥協、依存のようなものは、ますます盛んなようです。