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京大を受ける理系のものですが、物理の勉強法を教えてください。
僕の高校では、2年から物理を選択することができるのですが、1年の今のうちから詳しく勉強したいと思っています。 そこで質問です。どんな参考書や問題集を使えばいいのか教えてほしいです。できれば具体的に、いつまでにこれを完璧にするなどを教えてほしいです。
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もし、物理学の理論の研究者にでもなろうと思わない限りは、 学校指定の物理学の教科書をよく読んで”理解する”事。 これが一番良い&手っ取り早い方法と思います。 問題集は別に何でもいいです。 出てくる問題のパターンはどれも似たり寄ったりなので。 自分に見合ったものを選んでどんどん解いていく感じで。 いつまでと言われると、早いに越した事はありません。 遅れれば遅れるほど他の教科の学習に支障を来たします。 物理学は、基礎さえ完璧に理解してしまえば、大抵応用が効きます。 なので一番学習が簡単な部類なのです。 センター物理は、一番”非常に”簡単な方なので、早いうちから物理学を学習して基礎をマスターしてれば普通に満点近く行きます。 そして後は、只管、赤本をやる!コレにつきます。 物理学に関してのみ言えば、3年の夏休み終わりには赤本全て完璧に解けるくらいになると安心できて気持ちに余裕ができます。 私は中学生の頃から、大学で物理を専攻したいと思っていたので、 高校受験終わったあたりから生意気にも高校の物理の教科書を読んだりしてました。 なので高校1年の時は、少し専門的な教科書(岩波の物理入門コースの力学と電磁気学Iなど)を読んで勉強しました。 一応、大学の1、2回生用ですが、高校生でも十分読めるほど内容としては非常に易しい部類の教科書です。(多少数学の知識が要りますが) 必要に応じて、熱・統計力学や量子力学Iとか読んだりしてました。 とりあえず、物理は数学I、II、III、A、B、C(特にII、III、B)の学習が前提ですのでそちらから先に始めるのもアリですよ。 私の時は、物理と平行して、自分で勉強してました。 大学の教科書というと、難しいように思われますが、慣れれば普通に読めます。 そして、一番大切なのは、”積極的な学習意欲”らしいです。 結果は、入試で物理の問題が一番簡単だと思える様になりました。 理論の研究者を目指すのであれば、ぜひトライしてみて下さい! 長くなってしまって申し訳ありません。 ここまで読んでいただき有難う御座いました。 余談として その他、物理学の専門書は、 吉岡書店の物理学叢書シリーズ ランダウ・リフシッツの理論物理学教程、物理学小教程(ちくま学芸文庫) 久保亮五の大学演習 熱学・統計力学、など。 物理数学の専門書は、 寺沢 寛一の自然科学者のための数学概論、 スミルノフ高等数学教程シリーズ、 ジョージ・アルフケンの基礎物理数学シリーズ などが大学で使うであろう教科書&参考書です。 これも読んでみるとおもしろいかもですよ。
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高校の物理は現象を数式に落とし込むことしかしませんから、まず第一の条件は数学で理解が不足していることがないこと。 ベクトルの微分方程式の概念がきちんとわかっていれば、高校の物理なんて3週間ぐらいで習得できるんです。(覚えないといけない式も20個位だと思う) ただし、高校で微分方程式は3年の相当あとのほうに出てきますから、微分方程式の概念を数学を使わずに説明するから高校物理は難解なんです。 余力があるなら微積分を早めに勉強しておいたほうがいいですよ